表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
主人公が鈍感(←理由あり)過ぎて、全然進展しないじゃないか!  作者: true177
終章 ずっとずっと、これからも……編(Ryohei's,Miho's,and Mio's story)

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

166/208

150 未帆diary①

・卒業式一週間前!(かよう)

 今日は今日はー、とってもいい事思いついちゃった。


 それはズバリ……『お泊り会』! 亮平は『お』の字も浮かんでこなさそう(笑)

できる事なら亮平と二人がいいけど、やっぱり人数が少ないと盛り上がらないなー。ってことで、澪ちゃんと横岳くんを誘ってみたよ。結果はどっちもOK! 良かったぁー。楽しい思い出もいっぱーい作りたい!


 当然、泊まるところは私の家。澪ちゃんがちょっと反対してたけど、言い出しっぺの特権とかなんたらかんたらで引き下がってくれた。澪ちゃんはよく押してくるから、ちょっと焦っちゃったな。


 亮平は、きっと乗ってきてくれるよね……。そこは、横岳くんがなんとかしてくれそうだけど。


 このお泊り計画は、亮平には内緒。まだ亮平にサプライズしたこと無かったからね。


 ああー、四日後のこと考えるとワクワクがとまらなーい!


 澪ちゃん、どっちが多くできるか勝負だよ……。胸の大きさなら勝ってると思うけど、亮平はそんな細かい違い分からないだろうし、大きいからいいわけでもないし。


 でも、どうやって亮平と二人きりにするんだろう。私の部屋に引き込んでも、澪ちゃんが怪しがるだろうしなあ……。


・真夜中に抜け出す ・閉じ込める ・不意打ち


 何やってもいいわけじゃないから、そこはよーく考えること!



-----おとまりかいまとめ-----



・やるところ:私の家

・いつ:どようび

・なにやるか:あとで



☆みるな!


 どんな感じに伝えたら、亮平の心が溶けるのかな……


・『亮平のやさしいところがぜーんぶ好き。丸ごと好き』

 ちょっとストレート過ぎる?


・いきなり抱き着いて『好きだよ』

 嫌がられたら立ち直れ無さそうで怖いからやりたくない


・『ずっとそばにいて、いい?』

 絶対伝わらなさそうー。文面そのまま受け取りそう。


 恋愛小説とか、漫画とかみたいにポンポンとセリフって出てこないなー。

このページが黒歴史にならないでくださいお願いします!!!



・きもちはきだし


 りょうへい、何かあったらまたかばっちゃう。わたしもそれにあまえちゃう。変わらないといけないのに、ずっとそのまま。


 これじゃ、いつかりょうへいが手の届かないところにいっちゃいそうなきがして……。ゲームのキャラみたいに犠牲になってでも助けられそうで……。そんなの、ゲームだからカッコいいだけで、現実なんかで起こって欲しくなんかない。


 でも、私はなにをしたら? なにをしたらりょうへいはきずつかなくなるの? なにをしたら、りょうへいにわたしのおもいは伝わるの?


 わからないわからないわからない。


 そつぎょうなんか、したくない。もう会えなくなりそうだから。電話はあるけど、りょうへいが家を出て行ったらもう繋がらなくなりそうだから。

もうりょうへいのことで、あたまいっぱいだよ……。むね、はりさけそうだよ……。


 このきもち、りょうへいにぜんぶぜーんぶはきだしちゃっても、いいのかな……。


 今日はもうねる


流石に未帆視点をバンバン突っ込むのは混乱しそうなので、日記形式にしてみました。


----------


『面白い』、『続きが読みたい』などと感じた方、ブックマーク、評価、いいねをよろしくお願いします!(モチベーションが大幅に上がります)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
script?guid=on
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ