お兄ちゃんと妹 ある家庭の日常ストーリー
兄「お兄ちゃんでーす、唯一無二のツッコミでーす」
妹「兄!どーゆ事?5人家族でツッコミ1人って、私もそうやん」
兄「イヤイヤ、お前の右に出る者はいない、クィーンオブボケ」
妹「そんな事ないわ!1番はお姉だと思う、私は見た!ある日のメッセ」
兄「腹減った。おとん、お姉と妹迎えに行ってるから、帰ったら飯か、おかん、今何処ってラインしよ………ポチ、送信」
妹「ピロリーん、あ、今どこって?お姉ラインして」
兄「あ!お姉から返信『帰りよる』なんでやねん、妹にライン、今何処、ポチ」
妹「は?返信と、ポチ」
兄「妹から返信『車の中』なんでやねん、今どこ走ってるねん、ポチ」
妹「何やねん、ポチ」
兄「妹からの返信『道』分かっとるわぁ!そんな事、俺はな、その時空腹のあまり倒れそうになったわ、普通なら『何処そこの、この辺り』と返信来るんや」
妹「何処って来たから、車の中におったし、そしてどこ走ってるって来たから、道って返した、間違ってはない、お姉の返信のがやらかしてる」
兄「違う!お姉も小出しにボケるが、お前は普段から、怪しい発言が多い、ある夏の日」
妹「暑ー。扇風機つけよ(ボタンを連打)」
兄「(部屋を覗く)お前何しとるねん、連打したら無敵になるんか?」
妹「動かへんからやんか!(怒)」
兄「コンセント抜けてるし」
妹「あ」
兄「そして続く、ある冬の日」
妹「ゔー!寒いーお兄の部屋のこたつにあたろう、入らせて、ぬくぬく」
兄「(スマホを眺めつつ)コタツのコンセント」
妹「失礼いたしました」
兄「別の日、高校卒業後、社会人としてのある日の朝」
妹「ちーこくー、えーと、初心者マーク貼って、お兄⁉何で私の車に、前後左右初心者マーク貼ってあるねん!ハズいやんか」
兄「イヤイヤ、お前は高校生の時に、チャリで単独事故を繰り返した事で、自転車通学禁止を喰らった珍しい奴、家に有るだけの初心者マークを、貼ってやったのだ」
妹「ちょっと派手に転んだだけやんか。要らんし(要らないのをはがす)じゃ行ってきまーす」
兄「はよ車出せ、お前が出ないと、兄は出れん(車の中で待っている)何でアイツ出ない」
兄、車から降りる、妹に近づく。
妹「お兄ちゃん!どうしよ!車のエンジンかからん、壊れた」
兄「なんでやねん、お前、鍵は!キーレスでも、鍵!」
妹「鍵、あ」
兄「取りに行ってコーイ!無遅刻無欠勤の俺が、初めて職場に汚点をつける事に、もう少しでなったのは、忘れてはいない」
妹「ちょっと忘れただけやん、忘れ物は誰でもあるやんか、ボケるのも、お母さんに、スカートが、一枚ないって言ってたら」
兄「聞き間違えて1万円無いのかとか、普通にほざくよな、卵を割って入れたのが三角コーナーとか、砂糖と塩間違えるとか、時々やらかしている」
妹「そーやん、だから私が最強ではない、忘れ物も人よりちょっと多いだけだし、それに仕事上では無い!偉い!」
兄「イヤイヤ普段がお前は多すぎる、覚えているか?中高と忘れ物はトップクラスだったのを、なのに評価点が下がらなかったのは、俺が全て届けたからだ、おかげてお前の友人からも、学校の先生からも俺はお兄ちゃんと呼ばれていたのは、今尚覚えている」
妹「いちいちうるさいなぁ、記憶力良すぎるとハゲるし」
兄「フーフフフ、それはどうかな、そういやこの前親父もやらかしてるよな、流石だ、ボケクィーンの親父、俺にした質問がヤバい(親父役)おい!お兄ちゃん、今度釣りに行く魚の名前なんやけどな」
妹「(兄役)今食べてるのは鯵、確か昨日も教えた」
兄「あー、野球見ながら聞いとったから、わすれた。そや!口が小さいやつや」
妹「魚は海か川か池か湖か沼、クジラは哺乳類、口のサイズは、恐らく親父の言ってる種族は、小さいと思う、特徴を言ってくれ」
兄「え、と、何やったかな、そ!海に住んでて、特徴?難しいこと言うなや、特徴………そや!(閃きに目を輝かすおっさん)特徴はな!水の中で、こーゆー風に泳いでいるやつや!(ジェスチャー付)これでわかるやろ!泳ぐ魚や!」
妹「わからんわー!魚って魚って!ほぼ泳いどるやろおぉ!」
兄「どうだ、これにてわかっただろう、記憶力とハゲとは関連性はない、ちなみに親父の知りたかった魚を言ってみろ、魚釣りの話だった。ヒントは、ハから始まる2文字、唐揚げが美味」
妹「ハ?えーとぉ、唐揚げ?この前食べた、あ、わかった!お父さんの頭みたいな名前があるやつ、ハゲ!」
兄「なんでやねん!ハゼや!こりゃあかんわ」
我が家のリアルな日常劇場です。