今までにみた夢の話 3
真っ暗な中無我夢中で手足を動かしようやく少し明るいところに着いた。なぜか目の前が真っ暗になり前が見えなくなった。いつも通いなれた道でも目隠し状態で走るのは無謀だ。スマホを取り出し目の前が真っ暗になる症状の病気を調べる。脳梗塞等の脳の病気が疑われるのか。親父も昔脳梗塞で亡くなってるし俺も病院で検査してもらうべきか?そんな事を考えながらタバコに火を点け車を降りる。俺の考えは間違ってはいなかった。スマホを運転席から取り警察に電話をかける。車の左前面が少しへこんで赤い血と少しの髪の毛が挟まっていた。警察官に電話で説明しながらふと、そういえば明日が傘寿の誕生日であることを思い出した。