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異世界を作ろう編 その1
長編執筆前に習作として、文庫本一冊、10万文字程度のなろうテンプレファンタジーを書いてみようと思います。
王道は大切だって某四次元殺法コンビも仰っています。先人達の仕事に最大限のタダ乗り、ゲフンゴフン、リスペクトをしつつ、一次創作を試みようと思います。
さて、第一回の今回は舞台設定です。pixiv百科事典の設定厨の項目を参照すると、設定をガチガチに練りこみ過ぎた弊害としてストーリーがスカスカになってしまうという類型があるとのこと。恐らく設定に魂を燃やした結果ストーリーを考える前に燃え尽きたのでしょう。
そこで、流動性のある舞台を用意することにします。さて、ファンタジー世界における流動性の高い存在とは何でしょうか。答えはズバリ、スライムです。ニコニコ大百科によれば、TRPG系は強く、JRPG=和製RPG系は弱いといった大まかな傾向があるようです。ということで、今回の物語世界は惑星サイズの巨大スライムの表面と設定します。
流動性と柔軟性を兼ね備えた舞台、我ながら良い仕事をしました。