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君と見る異世界物語  作者: 北岡卓斗
第三章 『聖騎士団』
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第111話 『アルテラ』


 灰色の強靭な皮膚、何百本と生える肉や鉄を簡単に噛み切る牙、体長七メートル程の大きさで、その姿は日本で言うと、古代の怪物ティラノサウルスだった。

 悍ましい雄叫びを上げ、赤色の瞳で恐竜は繭歌達を睨み付ける。蛇に睨まれた蛙の様に、繭歌達は恐怖で動けずにいた。


「さっきの嬢ちゃんはどこに消えた……? まさかとは思うが、この化け物に姿を変えたってのか?」


 ジョンの言う通り、これはアマルの獣人化能力だ。獣人化こそが、魔獣と人間の混合種である獣人の特権の一つだ。

 姿が魔獣の様な所が、混合種と真性種である人間との仲の悪さの原因でもあった。


「どうする、隊長」


「どうするも何も、戦うしかねぇだろ。だが、こんな魔獣見た事ねぇぞ……」


「これが獣人種族なんですよ、隊長」


 繭歌とジョンが立つ場所に、モニカとジュリアへの治癒を終えたイルビナが並び立ち、恐竜を見つめる。

 金色の髪色に毛先に行くにつれて緑色になっている長い髪を靡かせ、イルビナはジョンの方に視線を向けると、


「魔獣の姿へと変化する事が出来る。それが、ナデュウ率いる獣人種族の特異な能力の一つです。実際、私も見るのは初めてなんですけどね」


「へっ、イルビナに教えられるのは癪だがよ、獣人種族が本当に居るとなった以上、そのナデュウって奴の存在も明確になったって事か」


「だが、ナデュウが存在するとなったら、この世界は危ないぞ」


 そこに、ステファと蓮も歩み寄って来る。その後ろでは、意識を取り戻したモニカとジュリアをオッジとサーラが見守っている。


「奴は災厄な存在だ。第二次世界聖杯戦争を引き起こしたのも、ナデュウが引き起こしたと言われているからな。いつまた戦争を起こすか分からんぞ」


「くそ……ナデュウといい、『大罪騎士団』といい、厄介な奴らばっかだな」


「速やかにあの化け物を倒し、ユニを追わねばならん。我々以外にも多くの手が必要になるな……オッジ、サーラ!!」


 ステファに呼ばれると、オッジとサーラが視線をステファの方に向ける。


「すまんが、直ぐに王都に戻ってくれるか? ついでにモニカとハマサキを副都へ送って貰いたい」


「それは、王都に戻って援軍を連れて来い、って事だな?」


「あぁ、頼む」


 すると、オッジはジュリアをおんぶし、モニカをお姫様抱っこで抱えて、立ち上がる。


「おー、力持ちだ」


 サーラがそれを見て感心していると、モニカが虚ろな目でステファを見つめ、


「ステファ……さん……ユニを……お願い……」


 ステファは黙ったまま頷くと、視線を恐竜の方へと向ける。オッジ達は一度副都へ向けて走り出す。すると、それに反応した恐竜が雄叫びを上げて、オッジ達を逃さまいと走り出す。


「行くぞ!! サーラ!!」


「おー!! でも、怪物も来てるー」


「動いたぞ!! カミヤは私の側から離れるな!!」


 ステファは蓮を背後に回し、剣を構える。すると、繭歌が恐竜の方へと走り出し、


「僕に任せて!!」


 繭歌は剣に力を込めると、刃が真っ白に染まっていき、白い冷気が揺らめく。


「止まってくれるかな!!」


 そのまま一気に剣を振りかざすと、氷の斬撃が恐竜の顔を捉える。だが、恐竜はビクともせずに走る足を止めない。


「痛くも痒くも無いって言葉が聞こえるよ……仕方がないか」


 すると、繭歌は引き返し、イルビナの元に向かう。そして、黙ったまま肩に手を置く。


「はひぃ!? またあれですか!?」


「副隊長、これは仕方がないんだよ」


「むー……分かりましたよ……私はまた……」


 その瞬間、繭歌はイルビナを氷漬けにする。味方という事もあり、息は出来る様に細工はしてあるが。


「マユカ、イルビナの扱いが雑だぞ」


「隊長に言われたくないね」


 そう言って繭歌が恐竜の方に視線を向けると、恐竜は走る足が止まり、その場でピクリとも動けずにいた。


「楠本さん、何をしたの?」


 この現状を理解出来ないのは、神谷蓮だけだ。蓮からしてみれば、繭歌が味方であるイルビナを氷漬けにした、という事しか分からない。


「副隊長の能力は鏡でね、自分へのダメージや現象を、対象者にも与える事が出来るんだよ。簡単に言えば、副隊長が対象者に選んだ者は、鏡に映る自分として扱えるという事かな」


 繭歌の説明に蓮は理解出来ていない様だった。すると、繭歌はため息を吐くと、


「はぁ……神谷くんとしては、一度で理解出来ないのは珍しいね。もっと簡単に説明すると、良く言えば副隊長にダメージを与えれば、対象者もダメージを負う。悪く言えば、副隊長が死ねば、対象者も死ぬ、という事だよ」


「成る程……イルビナさんとあの恐竜の体は共同体という事だね」


「そういう事。でも、そろそろ限界かな」


 繭歌がそう言うと、イルビナを纏っていた氷にヒビが入る。その瞬間、氷が砕け散る。


「プハァ……!! もう少し息出来る様にして下さいよ、マユカさん!! 死んじゃう所でしたよ!!」


「でも、副隊長はいい仕事したよ。足止めは十分出来た」


 恐竜は突然動けなくなった事を不思議に思いながら、再び雄叫びを上げた。すると、地面を勢い良く蹴って高くジャンプする。


「来るぞ!!」


 空中で縦に回転しながら落下し、強靭な尻尾で繭歌達を叩き潰そうと尻尾を振り下ろす。

 当たる寸前で、繭歌達は左右に散って避けるが、尻尾は地面を大きく砕く。


「こんな破壊力……まともに受けたら即死だね」


 恐竜は体勢を直ぐに立て直すと、そのまま半回転して尻尾を振るい、繭歌とイルビナを襲う。


「流石にこれは、死んじゃうよ!!」


 繭歌は自分自身とイルビナに防御魔法を掛ける。だが、尻尾の威力に負けて、バリアは砕け散り、二人は吹き飛ばされる。


「ぐっ!!」


「きゃあ!!」


 繭歌とイルビナは勢い良く転がり、その隙を突いたステファが手を翳すと、恐竜の足元に紫色の魔方陣を浮かべる。すると、そこから鎖が飛び出し、恐竜に巻き付いていく。


「よし、捕らえた!! 一気に叩け!!」


「よっしゃあああ!!!!」


 ジョンは土の大剣を恐竜の頭に目掛けて振り下ろす。だが、恐竜の強靭な皮膚に負けて、土の大剣は粉々に砕ける。


「硬ぇな、おい!!」


「隊長離れて!! 二重で抑える!!」


 繭歌がそう叫び、ジョンがその場から離れると、鎖で縛られている恐竜を更に氷漬けにする。


「これで完全に捕らえたか……」


「いや、何か様子がおかしい……」


 その瞬間、鎖で縛られ氷漬けにされていた恐竜の居る場所が大爆発を起こす。


「何だ!?」


「二重で抑えても……!! 無駄だったか……!!」


 煙が立ち込め、全員がその場に意識を研ぎ澄ませる。すると、先程とは違った大きな殺気を感じる。


「――獣人化第二段階アルテラ・ドスパソス……これでもう、君達は生きて帰れない」


 煙が消えていくと、そこには人の姿に戻ったアマルが立っていた。だが、獣人化する前の姿とは大きく異なる。

 八重歯の様に長い牙が生え、恐竜の尻尾も生えている。そして、大剣を持っていない方の左手は、灰色の機械で出来た様な義手が付いていた。爪の部分が長く、甲には短剣程の刃が付いていた。


「人の姿に戻った……? でも、様子がさっきとは違うね」


「関係ねぇ!! 化け物じゃねぇんなら、戦い易くなるだけた!!」


 ジョンはアマルの元へと走り出し、再び土で大剣を作って振りかざす。


「戦い易い? どの口が言ってるのかな?」


 アマルは右手に持つ大剣を軽々と振るい、ジョンの大剣を弾き飛ばす。その隙を突いて、左手の義手で斬りかかる。


「俺のこの口だ!!」


 大剣が弾き飛ばされ無防備となるが、すぐさま腰に携えている剣を抜いて、アマルの攻撃を防ぐ。


「普通の剣が小さく見えるね。でも、それだけじゃ私と同等にはなれないよ」


 アマルがその場で一回転すると、尻尾でジョンを吹き飛ばす。左腕にまともにダメージを受け、勢い良く転がったジョンは、体勢を整えず倒れたまま、顔だけをアマルの方へと向ける。


「ぐっ……なんて力だ……クソ……!! 左腕が折れたか……」


「隊長!! 直ぐに治癒魔法掛けますね!!」


 イルビナがジョンの元に駆け付け、左腕に治癒魔法を掛ける。たった尻尾を一振りしただけで、骨を折る程の威力にジョンもイルビナも、言葉を失っていた。


「悪りぃな、イルビナ……この戦い、甘くねぇな……」


「確かに、厄介な相手です。私の能力も、彼女が姿を変える度にリセットされてるみたいなんです」


「リセット?」


「はい。私の鏡の能力は、目と目が合えさえすれば、対象者として選ぶ事が出来ます。私が能力を解くまでは、自力で解かれる様な事は不可能だと思ってました。でも、彼女が怪物に変化した時、私の能力はリセットされました。直ぐに目と目が合ったので、対象者に選ぶ事が出来ましたけど、今の姿になって再びリセットされてからは、まだ目が合っていないので、対象者にはなってないんです……」


「恐らく嬢ちゃんは、それに気付いている……ってか?」


 イルビナは申し訳無さそうに、目に涙を浮かべてジョンに何度も頭を下げる。すると、ジョンはイルビナの頭に手を優しく置き、


「謝るこたぁねぇよ。そもそも、イルビナの能力は俺は反対派だったからな。お前は、治癒魔法に専念してくれりゃいい」


 そう言ってジョンは立ち上がると、再び大剣を持って構える。骨が折れようとも、隊長であるジョンは強く居なければならない。

 仲間の士気を下げる事など、してはならないのだ。その為には、どれ程ダメージを受けようとも、立ち上がらなければならない。


「隊長、その怪我でどうやって戦うつもり? ここは僕に任せて、副隊長に治療して貰って」


「そう言うな、マユカ。こんくらいの傷なんざ、気にしなけりゃ問題ない!!」


「そういう問題では無いと思うけど……じゃあ、僕が突っ込むから、隊長とステファさんはバックアップをお願い」


 そう言って繭歌は走り出す。剣を何度も振りかざし、氷の斬撃を何発も放つ。


「時間稼ぎは十分にした……そろそろ、終わりにしたいんだけど!!」


 アマルは大剣を軽々と振り回し、氷の斬撃を砕いていく。アマルの目の前まで詰め寄った繭歌は、アマルの顔目掛けて剣を突き出す。


「貴方も骨をボキボキに砕いてあげようか?」


 アマルは顔を逸らして繭歌の剣を避けると、その場で軽くジャンプして体を捻り、その遠心力で義手を繭歌に目掛けて振り下ろす。だが、突然紫色の鎖がアマルの背後の地面から生え、義手が付いている方の手首に巻き付き、振り下ろすのを止める。


「ステファさん!!」


「動きは止めた!! 隙を突け!!」


 繭歌はすぐさま、アマルの腹部に手を当てがうと、氷の太くて大きな棘を放ち、アマル諸共吹き飛ばす。

 氷の棘とアマルがある程度吹き飛ぶと大爆発が起き、爆炎が吹き上がる形で氷漬けとなり、小さな氷山のようになっていた。


「流石に……しぶといね……」


 繭歌が引き攣った表情をして小さな氷山を見つめていると、氷は粉々に砕け散り、アマルは悠々と微笑みを浮かべていた。


「抗いはこれだけ? じゃあ、そろそろ終わりにしようかな」


 アマルが大剣を構えると、赤色のテラが纏い始める。そして、徐々に形を形成していき、大きく長い刃へと変化する。


「テラを刃に……何をする気だ?」


 すると、ステファの背後で守られていた蓮が徐に歩き出し、前衛に出て来る。


「神谷くん?」


「僕はずっと、非戦闘員だった。剣技に優れている訳でも、魔法が長けている訳でも無く、ただ皆が戦っているのを見ている事しか出来ない。皆が生きて戻って来るのを、信じて待つ……それも、仕事の一つ、戦い方の一つだと思っていた。でも、ずっとそれでいる訳にもいかないんだ。最低限、自分の身は自分で守れる様にしないといけない。楠本さんや越智の様に、剣技や魔法は得意じゃ無いけど、僕には僕なりの得意分野がある」


 いきなり語り出した蓮は、そう言葉にすると羽織っていた白衣の様な服のポケットに手を突っ込む。


「神谷くん、急にどうしたのさ。まさか、ここからは僕がやる、とか言い出さないよね?」


 蓮はジッとアマルを見つめたまま、ポケットから手を出すと、小さなカプセルを取り出す。


「その、まさかだよ。でも、僕がやるのは一度だけ。たった一回だけだよ」


「ん? それは、どういう意味?」


「このカプセル……中には特殊なテラが込められている。まだ開発段階なんだけど、このカプセルを飲んだ者に、一時的にテラを莫大に増幅させる効果があるんだ。開発目的は、非戦闘員やテラを宿していない民間人が、身を守る為の薬だよ。実験という事で使ってみるよ」


 そう言うと蓮はカプセルを飲み込む。その瞬間、青色のテラが蓮に纏う様に溢れ出す。


「――っ!? 凄いテラ量……」


「一応、特定の人が解放できると言われている、覚醒リスベーリオに匹敵するテラ量だよ。今の段階では持続時間は数分……でも、僕は一撃に全てを込める。楠本さん、剣を貸してくれる?」


「これが、シルヴァルト帝国の開発能力なんだね。とくと見せて貰うとするよ」


 繭歌が蓮に剣を渡すと、蓮に纏っていた青色のテラは全て刃に集まり、大きな刃となる。


「ふーん、なかなかのテラ量だね。見た感じ、貴方が一番弱いと思ってたけど?」


「人を見かけで判断するのは良くない。まぁ、この中で一番弱いというのは認めるけど。その一番弱い僕に、倒される君のプライドがズタズタになろうとも、僕は責任を負わないからね」


「随分な言い草だよね。じゃあ、見せて貰おうかな。最弱の最強の技ってのを!!」


 アマルはその場で地面を勢い良く蹴り、空高くジャンプする。そして、大きな赤色のテラの刃を纏わせる大剣を一気に二回振るい、大きな十字の斬撃を放つ。


「範囲が広い……神谷くん、大丈夫なの?」


「分からない。でも、やってみなきゃ結果は得られないからね。楠本さん達は念の為、防御魔法を掛けて置いて」


 蓮は青色のテラの大きな刃を纏わせる剣を構える。そして、どんどんと迫って来る、大きな赤色の十字の斬撃に向かって、一気に剣を振り切る。

 すると、三日月型の大きな青色の斬撃が上空へと伸び、アマルの放った斬撃と相殺した瞬間に、半径百メートル程の大爆発が起きる。

 その場に居た全員は爆炎に呑み込まれ、キュリオ草原は一気に焼け野原と化していく。


 ――その爆音は凄まじく、既にその場からかなりの距離を離れたユニ達にも聞こえていた。


「今の音……マヘスさん、まさか殺してないですよね……?」


「ご安心下さい。少なくともアマルは、そういった所は配慮していると思いますよ。ただ、追われると厄介なので動けない程度には痛め付けている可能性はありますが……」



 ――爆炎が収まり、焼け焦げた草原には煙が立ち込めていた。やがて煙が消えると、一人の人影が見えて来る。――否、


「ふぅ、ちょっと痛かったかな。でも、私の勝ちだね」


 アマルは若干の傷は負ったものの、悠々と立ち尽くしていた。そして、紫色のテラが蒸発する様にアマルの体から溢れると、尻尾や義手が消え、元の姿へと戻る。

 そして、アマルの見つめる先には、倒れ込む蓮達の姿が映っていた。


「ぐっ……楠本……さん、大丈……ゴホッ、ゲホッ……」


 全員息はあるものの、相当のダメージを負っていた。繭歌達も自身へ防御魔法を掛けていたにも関わらず、立てない程のダメージを受けていた。


「これで追う事は出来ないでしょ。私も、そろそろ追い掛けようかな。じゃあね」


 そう言うとアマルはマヘス達の飛んで行った方へと走り出す。ステファは倒れ込みながら、走り去るアマルの背中を見つめ、敗北の悔しさからか拳を強く握った。


「クソ……ユニ……すまない……」



 ――とある洞窟の様な場所に二人の人影が見える。一人は黒色のフードを被った男性。もう一人は水色の髪色のお団子ヘアの少女だ。――否、『大罪騎士団』のリーダーであるハルと、『傲慢』を司る、ヴァルキリア・シンフェルドだ。


「本当に探すの? ハル兄」


「あぁ。この間のユニという少女、奴がユールの能力を使っていた。そうなれば、ナデュウは再び全盛期の力を取り戻す。そうなれば厄介だ。一刻も早くナデュウを見つけ、殺せ」


「でも、ナデュウは不老不死なんでしょ? 殺せないんじゃないの?」


「確かに、ナデュウは不老不死だ。だが、それは歳を取らない、病に倒れないという事だ。息の根を止めれば、奴は死ぬ。きょうびまで不老不死の肩書きを轟かせているのは、その二つ以外にも理由がある。それは、誰にも殺される事が無かったという事だ。つまり、奴は世界最強の人物かつ、歴史上最強の人物という事だ。あのフィオラとでさえ、同等かその上か……衰弱している今が狙い時だ。俺の仲間にならなかった以上、生きている価値は無い。ヴァルキリア、頼んだぞ」


 『大罪騎士団』もナデュウの捜索に動き出し、ユニはマヘス達に連れ去られ、ナデュウを軸に物語は一気に動き出す。





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