閑話.昔の夢
この自己満足の作品を読んで下さりありがとうございます。
ご指摘を受け方言の修正をしました。
他にもご意見、誤字脱字等ございましたらご一報ください。善処したいと思っております。
これからもよろしくお願いします。
昔の夢を見た。
まだ親父も叔父貴も兄貴、キンジもいた頃の夢だった。
……その頃は兄貴に蹴られ、叔父貴に小突かれながらシマの店を回って集金したり、事務所でノミを受けたり、エロDVD屋の店番したりと使いっ走りの毎日だった。
そんなある日、急に叔父貴から呼び出しをくらい事務所に行くと、ボコボコのキンジと兄貴、そして目がいっちゃてる叔父貴がいた。話を聞くとキンジがケンカに負けたらしくそれが叔父貴の癇に障ってボコボコにしたらしい。
なんで俺が呼ばれたのか聞くと山に修行に行くと叔父貴が言い出し、ついでにお前も鍛えるとのことだった。
なんだよーとんだとばっちりだ。
後から聞いた話だと兄貴が付き合うはずだったのを俺に押しつけたらしい。
…クソ兄貴、マジぶっ殺して〜!
最初の方は修行と言うか甚振りと言うかまだまともな感じだった。走らされたり筋トレしたり組手をしたりと途中までは良かった。どこかでスイッチが入ったのだろうもうムチャクチャでシャブ食ってラリった叔父貴が仕込み刀を抜いて襲いかかってくるは、崖を命綱無しで登らされるは、味見と称して怪しいキノコを食わされるは、あげく食ったキノコがマジックマッシュルームだったのかキンジがBADに入って自殺しかけるは、叔父貴は裸になりわけのわからん事言ってよだれ垂らしてイッてるし、カオスだ。
誰でもいい助けてくれ〜!
一週間後兄貴が様子を見に来なければ間違いなく死んでた。俺とキンジは即入院、叔父貴も禁断症状が酷くどっかに連れてかれた。……
目が覚め、夢だったと思うと懐かしく思う半面、殺意が湧いてくる。あいつらぶっ殺してやりて〜。
今となっては叶わないが……
また昔の夢を見た。
……確かあれは…兄貴の兄弟分が別荘暮しを終えて少し経った頃の事だ。
兄貴が俺に頼み事してきた。
「おい、ゴロー。頼みがあるんだがよ」
「はい、なんっすか兄貴。」
「ちょっと1人さらってきたいだが、足がなくてよ。」
「わかりやした。どっかから持ってきますわ。」
「明日の昼までにたのむわ。」
どこのどいつをさらうか知らんが面倒くせ〜、でも用意しないとボコボコにされるからな仕方ないやるか。
知り合いのディーラーからバンを(脅して無理矢理、返すからと)用意させ、次の日の昼、兄貴の所に持っていった。
兄貴はお前もちょっと手伝えやっと車を運転させられ向かった先はホストクラブだった。
話を聞くとジンさんがこのホストクラブの奴に恥じかかされたらしい。そいつをさらって山に埋め少し灸をすえるらしい。
うわー、面倒くせ〜
しかし、やらないとこっちに火花が飛んでくるかもしれない。仕方ない、サッサとさらって埋めて終わりにしよ。
ホストの名前はショウと言うらしくポン引きの奴に金を握らせ、そいつが来た所を殴って気絶させてさらった。山奥に着くとちょうど目を覚ました。車の外に出し兄貴が
「オイ、テメェーなめた事してくれたらしいなー!」
「えっ、え…なにが…」
「あー?兄弟に恥じかかさせたらしいじゃねーか!」
「あ…あ…だれ…」
「はぁ?だれもクソもねえよ。ジンだよ、俺の兄弟のジンだよ!」
「あーあ、ジンちゃんね」
「あ?なにがジンちゃんだ‼︎オイ、あれ持ってこい」
と兄貴に言われ車の後ろからシャベルを持っていく。兄貴はシャベルを肩に担ぎ
「テメェーちょっとこっちこい」
とショウを引きずりながら奥へと進む。コイツなんか動きが怪しい?
「オイ、ここに穴掘れや」
「えっ、なんで?」
「テメェーを埋めるんだよ!サッサと掘れや!それともテメェーのケツ掘ってやろーか‼︎」
「じゃあ、お尻で」
とケツを突き出すショウ。俺達は唖然とした。
「でも埋めれて放置プレイもいいかな〜」
こ、こいつ、ホモでマゾだった。
腰をくねらせて近寄ってくる。俺も兄貴も怖くなり大急ぎで逃げ帰った。
後から聞いた話だと、ジンさんは酔った勢いでショウを喰っちまったらしい。つきまとわれて困っていたらしい。それをウチのクソ兄貴が恥じかかされたと勘違いしたらしい。
その後ショウの姿を見るものはなかった?いや玉取って整形しSMニューハーフ嬢になったらしい。……
そんな怖い夢を見た。




