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20話.つかれた?

 朝からバタバタしていて疲れた。いつも通り飯、検温、診察、着替えなどを済ませた後、昨日やっと左手のギブスが外された為リハビリが追加された。まずは左手の筋力を回復させるらしい。面倒いのでサッサと終わらせた。昼飯も食ったし、さあ始めるか。


 ログインすると広場で辺りを見回したが乙姫はいない。その代わりにリラの屋台を見つけた。昨日のは見間違いじゃなかった、しかもリラの足元にチョコンと座った熊がいる。

「あら、いらっしゃい〜」

「オゥ、テイムできたのか」

「そうなの、犬も兎もダメだったけどダメ元で火傷してた熊を助けたらテイムできたのよ〜」

 他にも熊の事ベラベラとうれしそうに話すがキモい。話半分に聞いてたら乙姫がログインしすぐに俺達を見つけこっちに寄ってきた。

「カメさん、リラさん、こんにちは〜」

 と俺とリラに挨拶する。やっぱこの子可愛いなキモいの見た後だけに一層可愛く見える。

 リラに2人分のメシを頼み出てきたのはサンドイッチで美味しくいただいた。

 荷物もいっぱいになりそうだし街に戻るかと話してたらリラが村に転送ゲートがあるからそれを使えばと教えてくれた。1人500Gで行ったことのある街や村に一瞬で移動できるらしい。物は試しだと使ってみることにした。転送ゲートをくぐると行き先を選んでくださいとウインドが現れ、選択肢は・始まりの街ルゥム・転送しないとあった。始まりの街を選ぶと視界が白くなり徐々に見慣れた街並に変わっていった。俺に続いて乙姫も転送し2人とも少しの間ぽかんとしてた。

「カメさんすごいね」「…すごいな」とゲームなのだから当たり前なのだが、少なからず感動を覚えた。


 とりあえずブタの所に売りに行くことにした。店に入るとブタは居らず代わりにえらく綺麗なお姉さんが店番をしていて、乙姫が

「今日、ブタさんいないの?」

「えっ、あーウチの人ね。今はちょっと用事でいないのよ。」

 どうやらブタの奥さんらしい。ブタのくせしやがって…

 買取してほしいと言うと私でも大丈夫と言うのでドロップ品を出した。全部で18,500Gで売れ2人で分けた。お姉さんが言うには、どうも獲物を倒す時に過剰に攻撃を加えるとドロップ品が劣化するらしい。確かに乙姫が燃やした犬のドロップ品は黒ずんだ毛皮だったし、俺が叩き潰した熊は潰れた熊肉だった。今後は気をつけようと思い、店を出た。


 さてどうしようかと話したら雑貨屋に行きたいと言うので付き合うことにした。毛玉たちのエサがほしいと婆さんに頼むと、放っておけばそこらの草を食べているからやらなくても大丈夫。もしあげるなら八百屋で人参か、そこらに生えているクローバー、タンポポをあげればいい、狐もそこらで虫を捕まえて食べるから放っておけばいい、あげるならドッグフードか森になっている果実をあげなと言うので乙姫はドッグフードだけ買い婆さんにおまけと人参をもらっていた。俺もついでに傷薬と解毒薬を買い店を出た。


 乙姫は毛玉にエサを与えている。俺は手持ち無沙汰なのでステータスを確認するとすっか。


 名前:カメ

 状態:normal

 STR:30(+3)

 VIT:10

 INT:13

 MID:6

 DEX:26

 AGI:32

 LUK:6

 CHA:▲3


  Skill:蹴撃 LV.15、察知LV.14、殴撃LV.17、雷耐性LV.1、ダッシュLV.16、採取LV.3、植物学LV.5、回避LV.19、受け身LV.9、投げ技LV.4、共通語学、鑑定LV.11、木工LV.10、掴みLV.7、木登りLV.5、棒杖術LV.18、細工LV.4、抜刀術LV.3


 装備:

 ・麻混スーツ 上:DEF 10 黒スーツの上着。麻が織り込まれ丈夫である。(耐久値32/50)

 ・麻混スーツ 下:DEF 10 黒スーツのズボン。麻が織り込まれ丈夫である。(耐久値40/50)

 ・革製ブーツ:DEF 10 AKT 5 革製のブーツ。足先に鉄板が入っており足先に重たい物を落としても大丈夫。(耐久値25/60)

 ・鋲付革製グローブ:AKT 5 革製の指なしグローブ。手の甲部分に鉄の板と拳部分に鋲が付いている。(耐久値18/50)

 ・仕込み杖:AKT 40 長さ150cmのシラガシの仕込み杖。刀が仕込まれており抜刀時は攻撃力が変わる。重量1.5kgステータス補正STR+3(耐久値74/80)※抜刀:AKT 60 真っ直ぐな刀。細身の為壊れやすい(耐久値45/50)


 しばらく見ない間にえらく数値上がってるな。しかしこの後どないしよ?と思っていると後ろから声をかけられた。

「カメさん、こんにちは」

 誰やと振り向くと医師大先生がいた。

「オゥ、先生こっちでは久しぶり」

「やだな。こっちではビルルクかビルって呼んでくださいよ。」

「おっ、わり〜わり〜」

 と大先生はくだらない話をして、じゃ狩りに行きますのでと去っていった。乙姫は大先生から隠れるように俺の影でじっとしていた。

「…カメさん、あの人としりあいなの?」

「ああ、ちょっとお世話になっててな。ちょっと根暗ぽいが真面目でいい人だぞ」

「…そうなんだ。」

 乙姫はいつもと違う複雑な表情をして

「…ごめんなさい。今日つかれたから、ゲームやめるね。」

 と急に言い出しログアウトしていた。なにがどうなってるかわからず、俺も疲れているし今日はログアウトした。


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