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日々

作者: 鬼夜

朝8時。学校に行く時間。


家を出て約20分。


遅刻すれすれで教室に入る私を、皆が見る。


「笹倉っていっつも遅いよな〜。」


「もうちょっと早く来いよ!」


「お前遅くにしか来れないのか?」


いつもいつも、言われる言葉。


そんな事、わかってる。


わかってるんだけど。


なら早く来いって思うかもしれないけど、私は早く行きたくない。


早く行ったら、早く行ったで色々言われるから。


「笹倉が早いなんてめずらしいすぎるだろ。雨でも降るんじゃないか?」


私はもうどうすればいいかわかんないから、遅く行く。


早く行って雨が降るより、遅く行って何も無い方が良いからね。


授業の時。班で話し合いをどうたらこうたらとか言ってたけど、


私の班は「班で話し合い」じゃなくなってる。


私の意見なんて、完全無視だもの。


というより、女子の意見は完全無視って感じ。


班の話し合いというより、男子の話し合い。


昼食。私の班は会話ゼロ。話してるといえば、男子だけ。


女子が何を言おうと、関係ないだろみたいにしてくる。


私はいつも、こんな日々を過ごしている。


最初は、凄く悲しかったけど、今はもう慣れきってしまって。


もうすべてがどうでも良いような。


そんな感じで。


1日の終わりの時。


明日も今日と変らない日なんだろうなとか考えている。


また、明日も同じ時を過ごす。


変わらぬ日々。

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