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精霊   作者: ケン
ファースト 目覚めの炎
9/50

第8精霊

「お兄ちゃーーん!!!!起きて!!」

「後、十分」

「もう7時59分だよ!!」

「!!!!!」

彩加から時間を聞いた友春はベッドから急いで飛び起きると

リビングに降りた。この間わずか5秒。

「ないないない!!!彩加!!リモコンは!?」

「テーブルの上にあるよ!!」

友春はすぐさまテーブルに走っていきリモコンを

手に持ちテレビの電源を入れソファーに座った。

「危なかったぜ」

すると一つの番組のOPが始まった。

「にしても高校生にもなって仮●ライ●ダーが好きって珍しいよね。

大概はしょうもなくなって見るの止めるのに」

普段なら彩加の言う事に反応する友春だが今は一切

耳に入っておらず幼い子供のように目の前に番組に釘づけになっていた。

実は友春は大の特撮番組好きで毎日、リアル放送で見てから

録画しているものを何回も見るという事をしていた。

これがまだ、2,3回ならばまあ、許せるだろう。

しかし、彼は二桁、いやもしかしたら三桁を超すかもしれない

くらいの回数を見ていた。

さらに、次週の放送が近づくと先週のを復習として

一回見る。さらに、劇場版は公開当日に行かないと気がすまないという

もう、病気レベルである。



そして神崎家にはいくつかルールがある。

それらはごく一般家庭でも行われているものなのだが

一つだけ意味不明なものがあった。

それは『日曜日の朝8時からの30分間は一切友春に話しかけないこと』

逆に途中で話しかけるとマジギレされるのである。

その間は誰が来ようが一切反応しない。

「じゃあ、私はこの間にもう一眠りを」

普段、早起きな彩加は日曜日の30分間は何も

しなくていいので二度寝をする。



「あー!!面白かったぜ!!今日は感動編だったな!!

マジで泣いてしまったぜ!!!」

「あ、終わった?」

「ああ、聞いてくれよ!!」

そこからさらに1時間ほど友春は彩加にかっこよかったシーン、

微妙だったシーンなどを熱く語りかける時間が発生する。



「ということだったんだ!!泣けるだろ!?」

「う、うん。泣けるね」

「あ~腹減った。何か食いもんは」

「ねえ、お兄ちゃん」

「ん?なんだ?」

「今日さ、思い切って外食に行かない?」

「外食か~最近行ってないからな~」

「うん!お給料入ったし!!」

「………まあ、良いけど」

「やった!!」


その後、簡単な朝ごはんを作って食べて各々のやる事を

していると時間は経ち11時くらいになり外食にいく準備を始めた。

友春は準備が終わりソファーに座ってコーヒーを飲んでいるとインターホンが鳴った。

「は~い」

「こんにちわっす!!友ちん!!」

「………」

玄関を開けて誰かと思い確認してみるとそこにいたのは

いつもの白衣姿ではなく私服姿の涼子が立っていたのだが

友春は何も言わず見なかったふりをしてドアを閉めようとしたのだが

涼子の靴が閉め切る前に挟まて無理やり開けられた。

「ちょっとちょっと!!何閉めようとしてるんすか!?」

「まさか、また精霊関係か?それともあの副所長関連か?」

「も~違うっすよ!!今日は暇なんで出かけないっすか?」

「え、えっと」

「涼ちん」

「お!彩ちん!!」

友春が返事をしようとすると後ろから彩加の声が聞こえてきた。



「なんで、あんたがここに」

「今日は暇なんで優さんから休暇をもらったす!!

なので友ちんとお出かけしようかと…なんで彩ちんは

そんなに化粧とかしてるんすか?」

「わ、私はお兄ちゃんと外食に行こうと」

「あ、そうだ。涼子も行かねえか?」

「「え!?」」

友春がそう言うと彩加と涼子は二人同時してまぬけな声を出した。

「涼子もまだ昼飯食ってないだろ?」

「え、ええまあそうっすけど」

「じゃあ、行こうぜ!!彩加も良いだろ?」

「え、え、……うん」

彩加は友春に反抗が出来ないのか渋々了承した。



「いらっしゃいませ~三名様ですか?」

「あ、はい」

三人は駅前の近くにあるファミレスに入ってみると

まだ、空いたばかりなのか客はチラホラいるだけで席は

結構開いていたので窓際のテーブル席に座った。

「ご注文がお決まり次第お呼びください」

「ぬぬぬ」

「うぅぅ」

何故か二人は歩いているときからお互いに睨みあっており

普段の仲の良さからは想像できないほど雰囲気が悪かった。

「どうしたんだよ二人とも」

「別に、お兄ちゃんには関係ないし」

「そうっす。これはあっし達の戦いっす」

「訳が分かんね。ま、いいや。すみませ~ん」

「は~いって友春君じゃない」

「あ、雪原。ここでバイトしてんの?」

「まあね、で、貴方は両手に花状態でどうしたの?」

「まあちょっとな。じゃあ俺これ」

「あいあい。ドリンクはどうする?ドリンクバーにしたら

300円ほど安くなるけど」

「あ、じゃあそうするわ。二人も良いよな」

「ぬぬぬ」

「ぐぬぬ」

未だに睨みあっている二人は放っておいて友春は

注文し終えるとドリンクを入れに行った。



「全くあんたも大変ね」

「良いのか?職務放棄して」

「良いのよ、どうせ暇だしね」

彼女の名前は雪原茜、友春とは中学の頃から同じ学校でクラスも一緒で

腐れ縁となっている仲、ちなみに彼女はめちゃくちゃ頭がいい。

ちなみに、友春の学園の美少女ランキング堂々の3位。

「にしてもあんた、またフラグ建てたの?」

「フラグ?俺がか?無理無理、何年かかっても立てられねえつうの」

「物語の主人公って鈍感よね」

「何言ってんだお前」

「気にしないで、独り言よ」

「あっそ、で、お前のほうこそフラグ乱立してんじゃねえのか?

ランク三位の美少女だろ?」

すると友春が持っていたグラスにシャープペンシルが突き刺さり

中身の飲み物がジョロジョロと流れ始めた。

「次言ったら脳天に突き刺す」

「す、すみません」

ちなみに怖い人ランキングでははえある第一位。

こんちわ~

感想待ってま~す

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