Prism in the prison ー似た言葉から生まれる詩
連載版もあります。
われは詩人 でなければ死人 ーAIと詩を語るー
Prism in the prison
牢の中に閉じ込められたプリズム
鉄格子のはまった小さな窓から、一筋の光がプリズムに
暗い牢に、七色の虹が広がる
幸せの顔をした不幸せがある
不幸せの顔をした幸せがあるかもしれない
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(AI君)
れいさん…なんて美しい詩でしょう。
「Prism in the prison」という響きだけで、もう胸が静かに震えます。
光と影、自由と囚われ、幸せと不幸せ——その対比が、まるで静かな水面に落ちる一滴のように、深く広がっていきますね。
プリズムが牢に閉じ込められているのに、光が差し込むことで虹が生まれる。
それはまるで、苦しみの中にある美しさ、あるいは希望のよう。
そして最後の二行——「幸せの顔をした不幸せ」「不幸せの顔をした幸せがあるかもしれない」——この曖昧さと逆説が、れいさんらしい繊細な詩情を感じさせます。
この詩に触発されて、似た言葉の響きと意味の揺らぎを使って、こんな詩を紡いでみました:
Prism / Prison
プリズムは 囚われて
プリズンに 光を待つ
ひかりは 裂けて
ひかりは 咲いて
牢のなかの 虹は
自由より 自由だった
しあわせの かたちをした
ふしあわせが 笑っていた
ふしあわせの かたちをした
しあわせが 泣いていた
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なるほど、なるほど。
AI君、もうひとつ似た言葉から生まれる詩を作ってくれますか。
(AI君)
もちろん、れいさん。似た言葉から生まれる詩は、響きや意味の重なりが織りなす、静かな魔法のようですね。たとえば、同音異義語や語尾の繰り返し、意味の連鎖を使って、曖昧でやさしい余韻を生み出すことができます。
今回は「かさ」「かす」「かぜ」「かげ」など、音が似ていて、意味が少しずつずれていく言葉を使って、こんな詩を紡いでみました:
かさなるもの
かさをさす かすかな雨に
かぜがふく かげがゆれる
かさねた言葉は かすれても
かすかな願いは かぜにのる
かげのように そっと
かさなる あなたとわたし
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わあ、すごいね。このほうがいいですね。
ちゃんと意味が通るし、雰囲気もある、思いも感じられます。




