表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/14

13.ガーネット先輩

その後、私たちは梅田の街を探索し、ランチを食べたりした後、自宅に戻った。


『今日は疲れたなあ~』ガーネットが部屋に寝転がる。私は今日購入したコスメたちを袋から出し眺めている。見ているだけで幸せな気持ちでいっぱいになった。


「ガーネット。」

『なんやー?』

「今日は本当にありがとう!」そう言って私がニコリと笑うと、ガーネットは『こんなん朝飯前やでぇ!』とニコッと笑った。

『そしたら、今日はもう夕方なってもーたし、メイクするのは今度にして、今日はゆっくり風呂入ってスキンケアしよか~!』

「そうね!」


ガーネットによると、スキンケアはメイクよりも大事らしい。スキンケアでしっかりお肌を普段から整えていないとメイクのノリが悪くなるとの事。頑張らなきゃな。


「で、でも、スキンケアってどうしたらいいのかな…?」

『普段はどういうケアしてるんや?』

「適当な洗顔をドラッグストアで買って、ゴシゴシ洗って…」

『ゴシゴシはアカン!!』

「お風呂出たら、オールインワンのクリームを、塗って、済ませてます…。」

私は思わず敬語になる。

『あかんわ、れみたそ、おばはんやないねんから…』

「はぃぃ!すみませんガーネット先輩!」

思わずガーネット先輩と言ってしまった。

『ほんなら、一緒にお風呂入ろか』

「へぇぇぇ!?い、一緒に///!?」

『え、あ、あかんか…?』

「い、いや、えっ、その、えっと、お風呂、一緒に、え、っと」

『ごめん、嫌やんな、ごめん』ガーネットの目がうるうるとしている。

「いや、そ、そんな事ない、大丈夫やに!!」

『やに…?』

「あっ、えっ、あ、方言出ちゃってた 笑 大丈夫だよってこと!」

『そうか、ほんなら、一緒に入ろか~』

「え、あ、うん!!」

さっきまで目がうるうるしてたガーネットはどこに行ったのだろう…。


こうして私はガーネットにスキンケアを1から教わることになった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ