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立派さ

作者: トマト嫌い

詩です。作曲のための詩として作った作品です。

曲が作れなかったため作曲は断念!!

誰か代わりに曲つくってください(笑)

今まで言われるままにして

立派になれと言われ

すべてを捨てて育ってきた

友達も捨てた

好きなことも捨てた

大人になった俺は気づいた

それで何が楽しいんだい?

今スーツを着ている俺が

はたして立派な人間に見えるかい?

今スーツを着ている奴のうち何人が

立派な人間にみえるんだい?


それでも俺は立派な人間でいるさ

それすらも俺の独りよがり?

俺の立派という言葉は

俺の妄想でしかない?

もしできるなら

俺の人生に終止符を打ちたい

人に言われるまま歩んできた

この道に未練などない



立派になれといった人は

今のおれをほめてくれた

それがなんなんだい?

ただそれだけでしかない

その人に褒められるために

俺はすべてを捨てたわけじゃない

この思いを分かち合う

仲間すらいない

自分の道を歩むのが正しかった

いまさら気づいたって遅い

もう引き返せない


さして目立ったことはない

際立って得意なこともない

今のおれは自分を立派と思いこんでる

たちの悪い半端ものさ

もしできるなら

この人生をやり直したい

人に歩まされてきた

この道に未練などない



大きく息を吸い込んで

たった一人で

いつもと同じ方向へ歩き出す

一人のはずの僕の隣を

歩いている君は誰だい?


道を引き返すんじゃない

大きく転進するんだ

ひとつだけ未練が残ってしまった

もう引き返すわけにはいかない

立派さなんてかっこいいだけの

言葉は捨てよう

君になら心を開けるだろう


道を引き返すんじゃない

大きく転進するんだ

役にも立たない言葉を

捨てて初めて気づいたよ

どれだけ身も心も軽くなるかを

さあいまからでも進みなおそう

自分の道を

右へ?左へ?

それはわからない

でもただ進んでいこう


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