君もまたそこから身を投げるようで
人を助けられるのは
同じ穴にすむものだけ
疲れた
いつからかそればかり言っていた
日常を消化するようになったのはいつからだろう
それももう覚えていないくらいにずっと昔だった気がする
昔を思えば楽しさが還って
先を思えば虚しさばかりがこだまする
そんな悲愴な谷底で
疲れた
そればかりがこだまする
いつからか紐が切れてしまったのだろう
マリオネットは座り込んでしまったのだろう
生き生きとステージを舞う君は今どこにいるのだろう
君に会いたい
その一心で
今から僕もそこへ行くよと
孤独と悲愴の崖に
其の身を投げた
はい、おふざけシリーズ第三弾です
本当は第五弾まで準備があるのですが、
とりあえずはここまで
暇だったら読んでください
深淵をのぞくものは深淵からものぞかれている
狢どうし助け合うなら同じ穴に住まわなくてはいけない
だったら、その穴に身を投げる
そんな誰かの話