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プロローグ

 初めまして、真田サナダ 貴弘タカヒロと申します。

 初投稿です。

 拙い文章と表現力です。

 ツッコミ満載になるかもですが、そこは優しく見守って下さい。

――東シナ海南東上空――



『メーデ! メーデ! メーデ! こちらJL815便! 所属不明機が2機、当機の後方に張り付いている!全チャンネルで所属不明機に呼びかけているが応答は無し!』


『こちら管制室、領空侵犯機は此方でも確認済みだ。すでに自衛隊機がスクランブル発進した。所属不明機の外観の確認は可能か』


『所属不明機は2機共戦闘機のもよう! Su-27によく似た機体だ!』


『とにかく、進路変更。沖縄に向かえ』


『了か』


 交信途中、JL815便側から通信機越しに凄まじい爆音が轟き交信が途絶した。

 JL815便は人民解放軍機の殲撃J-11により対空ミサイルにて撃墜、その瞬間を駆けつけた自衛隊機により目撃、確認され、そのJ-11も戦闘許可を受けた自衛隊機により撃墜された。

 後にこの事件は世界中に激震を与え、争いの火種を世界に撒き散らした。

 なお、JL815便の乗客は全員死亡扱いとなった……。




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇




――とある世界の海岸――



一人の青年ドワーフが辺境のベルン村の近くの丘から海を眺めている。


「しかし、昨日の嵐は凄まじかったなー。アレなら浜辺に何か流れ着いとるかな。」


 独り言を呟きながら黒く艶あのある長い顎髭を撫でながら浜辺を見回す。

 嵐の後の浜辺は漂着物が沢山流れ着く。

 時に珍しい物や貴重な物が流れ着いたりするので魔道具職人である青年ドワーフ、アルノートは魔道具の素材と成り得る物を探しにやって来た。

 ウキウキとした足取りで丘を下り、海岸線に沿って歩いて行く。


「ん! 何だありゃ!?」


 遠くからでも見える何か巨大な塊が幾つか浜辺に転がっている。

 アルノートは急いで走る。

 近づいて行くとそれは大きな半円形の人工構造物で金属状の板を加工した複雑な物であった。

 最大で10m以上あるそれらを調べながら周辺に散らばる破片なども隈なく調べる。

 中には見たことも聞いた事も無い素材の物もあり、時間さえも忘れてそれらを漁り、持ってきた革袋に入る大きさの破片だけ放り込んでいく。

 すると、


「…ん……ううぅ………」


 何処からか呻き声が聞こえてきて手を止める。


「何だ? 誰か居るのか?」


 返事はないが一応念の為にと思い声が聞こえた方向に歩き出す。

 気の所為かと引き返そうと踵を返した時、


「うううぅ…んん……」


 目の前の大きな金属状の構造物から再び呻き声が聞こえてきた。

 その構造物をよく調べてみると下の方に隙間が空いており、どうやらその隙間から声が漏れ出ているようだった。

 注意深く薄暗い隙間に目を凝らしてみるとその隙間に子供らしい人物の姿が見る事ができた。


「イカン! 子供がおる! 早く助けてやらにゃあならん!」


 アルノートは素早く、しかし慎重に中にいる子供を引っ張りだす。

 

「見た所、人族の子供のようだな。 ……怪我は大したことは無さそうだが衰弱が激しい。早く家に連れ帰って手当してゆっくり寝かせてやらにゃあならん。」


 アルノートは革袋の紐を右腕に巻きつけ子供を背負って帰路についた。


 現在ストック無いので投稿は不定期です。

 ストックが出来次第、定期的に更新していきたいと思います。

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