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番外編その11 High School Dungeons&Dreaming エピローグ

 夢殿の貴姫レムレ・ノレム

 悪魔諸侯(デーモンロード)の一柱を務める存在(モノ)


「えっと? つまり、サキュバスの女王みたいな?」


 悪魔諸侯(デーモンロード)と聞いて警戒心を露わにするユウトとは対照的に、アカネは不意に芸能人と出会ってしまったという反応を見せる。


 サキュバス。確か、ヴェルガの城にもいたはず。フィクションでなら、いろいろとお馴染みの存在。


「ロリ巨乳……。めっちゃファンタジーね……」

「しばらく前からずっとファンタジーだったはずだけどな」


 前半部分は無視して、ユウトは答えた。

 だが、それで済まない問題もある。


「要するに、勇人とあたしを寝かせて、精気を吸ってたとか、そういう?」

「いいえ。そうではありません」


 静かだが、即座で断固とした否定。


「……俺たちと、敵対するつもりはなかった。そう聞こえるんだが?」

「その通りです」


 レムレ・ノレムはさらに説明を重ねようとし、なにかに気付いたように口を閉じた。


 前髪に隠れた右の瞳に、六芒星が浮かび上がる。


 そこから広がっていった光が、体育館を走査していく。


 それと同時に世界から色が奪われ、動きが止まる。


 視界が灰色になり、音と時が奪われた。色を持つ存在は六人――ユウト、アカネ、ヴァイナマリネンに、ラーシアとラーシア。そして、レムレ・ノレムだけ。


「これで落ち着いて喋れます」

「《時間停止(クロノスアイズ)》みたいなものか……」


 一般生徒の存在を排除するために、やったことだろう。実際、ユウトもアカネも不調は感じない。

 ヴァイナマリネンとラーシアとラーシアは自分でどうにかするだろうから、気にしなくていい。


「ありがちな結界的なサムシングよね」

「理解が早くて助かります」


 わずかに前髪を揺らし、頭を下げる夢殿の貴姫。

 早速、悪魔諸侯(デーモンロード)を問い詰める……とは、ならなかった。


「ところで、そっちのラーシアは本当にレムレ・ノレムだったっけ? そっち側だったの?」

「そういうことだね。ボクとしたことが……。どうやって、責任を取れば……」

「違うよ! 真名に化けてた夢殿の貴姫を監視して、連行してきたんだよ!?」

「ふっ。よく言うよ。世界にボクは一人だけでいいのさ」

「ボクめ! 裏切ったな! ボクを裏切ったんだな!」

「裏切った? この世で自分自身ほど信用ならないものはないのに?」

「あー。そういうことね」


 どうやら、こっちのラーシアは悪魔諸侯(デーモンロード)を監視して連れてきたというのが真実のようだ。

 アカネは納得したが、ユウトは残念そうだった。


「ラーシアが二人同時に喋られるとわけが分かんないから、一人減らしたかったんだけどなぁ……」

「ひどい! そう言って、両方どうにかしちゃうんだ!」

「そうだよ。ユウトだもんね」

「おい。自動冤罪作成マシーン止まれ」


 そのやり取りを横で聞いていたヴァイナマリネンが、心の底から愉快そうに呵々大笑する。どうやら、自分の役割を語ることを含め、説明する気はないらしい。完全に、傍観者を貫くつもりだ。


「接待です」

「……は?」


 空気もタイミングも読まず、夢殿の貴姫レムレ・ノレムは言った。

 この世界を作り上げ、ユウトとアカネを招待(・・)した理由を。


「接待?」

「楽しんでもらいたかったのです」


 予想外の言葉に、ユウトもアカネも固まった。


「そして、この身に好感を抱いてほしいと計算をしていました」

「好感」


 予想通りの反応だったのだろう。ラーシアとラーシアとヴァイナマリネンは、声を立てずに薄く笑っている。


「ごめんちょっとあたしほんと理解が追いつかないんだけど」

「俺は、間違えていたのか」


 つまり、この世界から抜け出す条件は、ユウトとアカネが心の底から楽しみ満足すること。

 アンダーメイズは、試練でも障害でもなかったのだ。


「だけど、それならどうしてクリア条件っぽいのが……」

「ゲームは、クリアすることで満足感を得られるものでは?」

「……それもそうか」


 永久に閉じ込めておくのが目的ではない以上、エンディングが存在するのも当然。


 善意。


 その前提に気付かなかったため、とんでもない遠回りをすることになってしまった。


「ジイさんが管理側に回ってたのも、俺と朱音の身に危険がないことが分かってたからか」

「といっても、悪魔諸侯(デーモンロード)がなにをしでかすかは分からぬからな。それならいっそ、共犯者になってコントロールしたほうが安全は確保できるだろうよ」

「くっ。文句言いてえけど、なんも言えねえ……」


 もちろん、ヴァイナマリネンが能動的に動くことでもっと早く解決した可能性は高い。だが、危険性はないとは言い切れなかった。

 そこで安全策を採ったからと、非難できるはずがない。


 真意は、どうあれ。


「あはははは。その点、あたしは、わりと楽しんでいたかもしれないわね」 


 主に、副会長アルシアとか、白衣養護教諭レンとか、エプロンジーンズ店員レジーナとか、和メイドカグラとかで。


「つまり、俺と朱音に攻撃を仕掛けているわけじゃなかった……と」

「まあ、相手がどう感じるかは別だがな」


 前髪で目を隠した悪魔諸侯(デーモンロード)の角の辺りを眺めつつ、ユウトは問う。


「それで、俺と朱音を接待して、なにをしてほしかったんだ?」

「相互不可侵条約の締結。そして、可能であれば交渉の仲介をお願いしたいのです」

悪魔諸侯(デーモンロード)が?」


 前髪を揺らして、こくりと夢殿の貴姫がうなずいた。

 顔はまったく似てないのだが、小動物めいた仕草にレンを連想する。


 体つきは、ヴァルトルーデとアルシアぐらい対照的なのだが。


悪魔諸侯(デーモンロード)と呼ばれていても、一枚岩ではないのです。奈落の支配領域を巡って時に相争う仲」

「でも、サキュバスは奈落が本拠じゃないよな」


 生物の精神は、夢の領域に接続しているとされている。


 さらに、そこは正と負の領域に分かれているという。


 正の領域には自然崇拝者(ドルイド)の崇める祖霊(トーテム)たちが住まい、妖精たちは永遠に眠り続ける名もなき幻夢神に仕えているという。


 一方、負の夢の領域は、サキュバスやインキュバスを始めとする夢魔や悪夢の担い手であるナイトメアの故郷である。


 夢殿の貴姫レムレ・ノレムは、後者の支配者の一人だ。


「はい。ゆえに、この身は悪魔諸侯(デーモンロード)の調停役を任じています」

「それは知らなかった」


 悪魔(デーモン)自体、どのような種類が存在するかは知られていても、すべてが詳らかになっているわけではない。

 それが悪魔諸侯(デーモンロード)。しかも、悪魔諸侯(デーモンロード)同士の関係となれば、なおさらだ。


「まあ、いくら悪魔諸侯(デーモンロード)といっても争ってばっかりじゃいられないってのは分かるけど、俺たちと相互不可侵の関係になってメリットがあるのか?」

「箔がつきます」

「……意味が分からねえ」

「それ、分かってないのユウトだけじゃないかなー」


 本物――外から来たラーシアがニヤニヤしながら言って、もう一人のラーシアが真剣な表情でうなずいている。

 実はラーシアが双子だったという設定が、降って湧いてきそう。色がない世界と相まって、まさに悪夢的な光景。


「腐肉の公主の封印地を領土にし」

「狙ったわけじゃないんだけど」

「不殺剣魔を殺し」

「それ向こうから突っかかってきただけだから」

「さらに、異界へ落ちようとしていた無貌太母を封じてみせた大英雄。そんな相手と、尊重し合う存在である。この身の言葉にも重みが増すというものです」


 途中までは全部ヴァルのやったことだと言いかけていたユウトだったが、最後のを聞いて思いとどまった。

 自分が積極的に関わった部分は、さすがに否定できない。もちろん、ヴェルガやヨナの協力も大きかったが、だからといってレムレ・ノレムが認識を改めるとは思えなかった。


「それはいいとして、交渉の仲介って……」

「不殺剣魔の後継者レイ・クルスに、大会議(マグヌム・オルクス)へ参加するよう交渉を仲介してほしいのです」


 大会議(マグヌム・オルクス)とは、悪魔諸侯(デーモンロード)の代理人が集まり様々な懸案について話し合う場なのだという。時には、本人が出席することもあるとか。


「ジイさん知ってた?」

「名前だけはな」


 大賢者ヴァイナマリネンですら、存在しか知らなかった大会議(マグヌム・オルクス)

 それへの参加を打診されても無視するレイ・クルスの意図は分からないが、橋渡しぐらいはできる。


 レイ・クルスへの巨大な貸しは、レプレの一件だけで返済が終わったとは言えないのだから。


「まあ、あっちの考えもあるだろうから結果は約束できないけど……」


 邪悪な目的ではないようなので、含みは


「その程度、こんな接待されなくてもやるのに」

「……あり得ません」


 しかし、


「善悪双方の神に重用され、神の階を登ろうとする存在が、悪魔諸侯(デーモンロード)の頼みを簡単に聞くはずがないでしょう。子供でも分かる理屈です」

「あ、はい」


 ユウトは、呆然とうなずいた。

 レムレ・ノレムの言葉を否定できない現状に、ちょっとだけ涙しつつ。


 そこに、自分は無関係だと――思っているだけで、まったく無関係ではない――アカネが、軽くフォローを入れる。


「勇人にとっては、誰が頼むかじゃなくて、どんな内容かが重要なのよ」

「……なるほど」


 通常ならば、とても理解のできない話。

 だが、同じ話を聞いたことがあるとなれば別だ。


「まさか、大賢者の言葉が真実だったとは」


 表情は変わらず。先のとがった尻尾も微動だにしていない。

 だが、前髪の向こうの瞳は、少しだけ揺らいでいるように見えた。


「この身は、貴方の一刻も早い昇神を望みます。さすれば、神々と我々の関係も良い方向に向かうものと確信します」

「死ねって言われてる気がするんだが、それ……」


 ユウトにとって、神になるなど、まったく実感のない話。


「というか、悪魔諸侯(デーモンロード)としては、それぞれ敵対したほうが、地上にも影響が出て望ましいんじゃないのか? それに、俺たちとの相互不可侵なんか望んだら、まともに活動できなくならないか?」


 さすがに、夢の領域から精気を吸い取ることまでは制止できない。もちろん、命や健康に影響が出ない限りにおいては、だが。


「このような例えをすると、皆一様に黙って納得してくれるのですが……」


 長い前髪で瞳を隠したまま、夢殿の貴姫は赤く鮮やかな唇を小さく開く。


「隣人が自らの家畜に手を出そうとしたら、きっちり話をつけるものでは?」

「…………」

「…………」


 ユウトとアカネは、黙って納得した。

 とりあえず、不可侵とやらの意味は、きちんと詰めなくてはならないだろう。


 ――そのとき。


「無事か!?」


 灰色の世界に、一条の光が走った。

 光は裂け目になり、それを討魔神剣ディヴァイン・サブジュゲイターで無理やり広げて、光よりも輝く聖堂騎士(パラディン)が顕現した。


「ほう。見慣れぬモノがおるわ」

「……悪魔諸侯(デーモンロード)か、それに匹敵する存在のようです」


 続けて、ヴェルガとセネカ二世も。

 清聖呪文により死亡したはずだが、三人とも、その影響を微塵も感じさせない。


「さすがはアルシア姐さんだな」

「……そんなぽこぽこ生き返っていいの?」

「まあ、即座に動ける完全な蘇生には、結構高い触媒を消費しなくちゃいけないし」


 モラルハザードは起きないと、ユウトが請け負った。

 それに、今は、こちらの説明が必要だろう。


「彼女は、夢殿の貴姫レムレ・ノレム。この世界の造物主にして、俺たちが追っていた“黒幕”だ」


 ヴァルトルーデが構えを取り、セネカ二世とヴェルガも目を細めた。

 その反応を予期していたユウトは、先んじて結論を口にする。


「とりあえず、俺たちと彼女の間では和解めいたものが成立した」


 帰ることができる。

 最大の懸案は片付いた。


 残る問題は、ひとつ。ただし、とても聞き出しにくいもの。

 そういうときこそ、草原の種族(マグナー)が輝く。この灰色の世界でも。


「で、悪魔諸侯(デーモンロード)さんさぁ? この世界は、どうなっちゃうわけ?」

「もちろん、泡沫(みなわ)の如く消える……はずでした」

「はずでした?」


 造物主の曖昧な物言いに、ユウトの眉がぴくんと跳ねる。


「この身だけで創造したものであれば、まさに夢。醒めれば消え去るモノ。されど、多くの思惑が混ざり合い、世界はそこに住まう者たちの意図をも包含して独立してしまいました」


 あくまでも淡々と。

 いっそ、他人事のように、夢殿の貴姫は語る。


「今後は、独歩していくことでしょう」


 この歪な世界は、そのまま残る。

 さらに歪みが増すのか、それとも、どこかで整合性が取られるのか。


 未来は、この世界の人間に委ねられた。


 唐突に。


「委ねたというか、なんか責任を押しつけたというか、放り投げたようなもんだけど……」

「気にする必要はなにもないな。私たちは私たちとして生きることしかできぬのだから」

「そこまで割り切れるものではありませんが、セネカたちが背負うべき問題。どうか、気にされないよう」

「……結構気に入っていたというか、あたしにとっても大切な人がいっぱいいるからよろしくね」


 アカネの言葉に、ヴァルトルーデとセネカ二世が優しく微笑む。

 短かったが、ともにアンダーメイズに潜った日々は、確かな絆を育んでいたのかも知れない。


「というわけで、俺たちは元の世界に帰るよ」


 感傷的な気分を振り払うように、ユウトは軽く言った。


「……そうか。一度死んだ甲斐があったな」


 アカネが苦笑するが、ヴァルトルーデとしては皮肉めいた物言いをしたつもりはない。蘇生の呪文が身近なヘレノニアの聖女にとっては、特別なことではないのだ。


「いろいろと、助かったよ」

「向こうに私もいるのだろう? 存分に頼っていいぞ」

「もう、ずっと頼り切りさ」


 ラーシアが指を指して笑っているが、ユウトは無視した。あとで殴ろうと心に刻む。


「そちらのセネカには、もうちょっと頑張るようにお伝えください」

「じゃあ、あたしが言っとくわ」

「えぇ……?」


 安請け合いするアカネに、思わずユウトは情けない顔を向けるが、別れの場だ。これくらい軽いほうがいいのかもしれないと思い直す。


 最後に残ったのは、赤毛の風紀委員長。


「そういや、ヴェルガはどうする?」

「勇人!?」

「約束は約束だからな」


 聞くだけは聞かないと。


 ユウトは、そう言ってヴェルガを正面から見つめる。アカネだけでなく、ヴァルトルーデやセネカ二世も緊張感をみなぎらせたが、あえて意識しない。


「無論、同行しよう……と言いたいところではあるが」


 緊張感を、あえてではなく完全に無視したヴェルガが、着物の袖で口元を隠す。


「とはいえ、アンダーメイズを完全攻略したわけではないしの」


 着物の袖を下ろすと、そこにはいつも通り淫猥な悪の半神がいた。


「このようなショートカットは性に合わぬ。いずれ、正攻法で行くとしようかの」

「そう易々と行かせると思わぬことだ」


 この二人は、どこでも、どこでも変わらない。

 厄介だが、ユウトは、なぜか少し嬉しくもあった。アカネも、仕方ないわねと軽く苦笑するだけだ。


「待ってはいないし、頑張ってほしいとも思わないけど……。まあ、なんかあれだな」


 来るなと言いたいところだが、そういう気分にもなれない。

 だから、ユウトは当たり前のことしか思いつかなかった。


「ヴァルは手強いぜ?」

「ふっ。知っておるよ。婿殿が、妾のことを心の底から愛しているのと同じようにの」

「全然分かってねえじゃねえか」


 魔法銀(ミスラル)の鈴を鳴らすように、さわやかに。それでも、淫靡さは隠すことができずに、ヴェルガが笑う。


「それでは、後日改めて」


 成り行きを見守っていた夢殿の貴姫が、このタイミングで割って入った。


 それが、別れの合図。


 まるでスイッチを切るかのように。


 ぶつりと、視界と意識が断絶した。





「……帰ってき――」


 見慣れた天井。

 ヘレノニア神から贈られたファルヴの城塞だと認識した瞬間、ユウトは衝撃に見舞われた。


「ユウト!」


 精神的なものではなく、物理的な。


「ヨナ……」


 覚醒したユウトの胸へ飛び込んできたのは、ヴァルトルーデでもアルシアでもなかった。

 アルビノの少女が、体を大きく広げてダイブ。超能力(サイオニックパワー)を使用しない、衝動的な行動。


 それだけに、ヨナの心が伝わってきた。


「心配掛けて悪かったな」


 白い髪を撫でながら上半身を起こすと、ヴァルトルーデとアルシアが困ったように微笑みを浮かべていた。

 どっちが先に抱きつくか譲り合っていたところを、アルビノの少女が抜け駆けしてきたらしい。


 帰ってきたという実感が湧いてくる。


 そこまで長い期間ではなかったはずだが、半年ぐらい振りに感じた。


「まあ、心配はしたが、帰ってくるとは思っていたぞ」

「ええ。仕事もちゃんと、残してあるわよ」

「信頼されてるなぁ」

「……ううん。レンちゃんに……白衣」


 隣のベッドに寝ていたアカネも、目を醒まそうとしていた。


「土産話がたくさんあるよ、ヴァルトルーデ会長に、アルシア副会長に、ヨナ先生」


 きょとんとする三人の顔を眺め、ユウトは大きく体を伸ばした。


 非日常の日常が終わり、また日常の非日常が始まる。

友人「最近、ヴェルガ様を出せば良いみたいに思ってない?」

藤崎「それは違うよ! あの人は、出てこれる状況だと勝手に出てくるんだよ」

友人「キャラが勝手に動くってことかよ。作家かよ」

藤崎「なんか、ごめん……」


というわけで、ヴェルガ様はついてこなかったけど、気付いたらラーシアが二人になってたみたいなオチを考えましたが即座に破棄しました。


半年ちょっと・約14万文字ぐらいのお付き合い本当にありがとうございました。


14万文字!?


……10回かからずに終わると思っていた、過去の俺を殴りたい。


とりあえず完結設定にはしていますが、時期が来たらまたなんか書くと思いますので、そのときはまたよろしくお願いします。


リクエストなんかも、お答えできるかは分かりませんが感想と一緒に書いてくれると嬉しいです。

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― 新着の感想 ―
[一言] 外伝の100話のうち26話。 うん、そりゃ外伝が長引くわけだ。 作家かよって十分作家ですよね。
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