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隙間なくカーテンが触れ合っている。
光の少ない、機械の起動音だけがした部屋。
現の中、スマホの音がする。
「んぁ…どこ…」
ベッドを叩いてもスマホに手があたらない。
「いっ…」
ヘッドボードに指がぶつかる。
仕方なく、目を開ける。
鳴り止まない。
着信らしい。
「あった…はい、もしもし…」
「……また遅くまでゲームしてたんだろ」
「んぇ…?」
「下にいる。さっさと降りてこい」
したにいる。
おりてこい。
「……今行く」
ヘッドセットのランプだけが、ついている。
隙間なくカーテンが触れ合っている。
光の少ない、機械の起動音だけがした部屋。
現の中、スマホの音がする。
「んぁ…どこ…」
ベッドを叩いてもスマホに手があたらない。
「いっ…」
ヘッドボードに指がぶつかる。
仕方なく、目を開ける。
鳴り止まない。
着信らしい。
「あった…はい、もしもし…」
「……また遅くまでゲームしてたんだろ」
「んぇ…?」
「下にいる。さっさと降りてこい」
したにいる。
おりてこい。
「……今行く」
ヘッドセットのランプだけが、ついている。