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歪ンダ愛。  作者: 桃蘭
5/7

神様ノ初指示メール

今朝、『恋の神様』からメールが来た。


無論、滝口さんを俺のモノにする為のメールだ。


内容はこんな物だった。


−−−−−−−−−−−

恋の神様

20**/04/29 06:41


−−−−−−−−−−−



今朝、学校へ早ク行ッテクダサイ。

ソシテ、滝口唯奈ノ下駄箱ノ中ニアルスリッパヲ切リ刻ム。

滝口唯奈ガ登校スル前ニ下駄箱ノ影ニ隠レテ、滝口唯奈ガ登校シテ来タラ、サリゲナク慰メテクダサイ。







−−−−−−−−−−−


正直、かなり読みにくい。


片仮名だらけというものも見づらいものだ。


だが、さほど難しい指令でもない。


いつもは8時20分頃に登校するのを滝口さんがくる前、即ち、7時50分前に行って、スリッパを切り刻めばいい。


少し良心が痛むが少しの代償はしょうがない。


そう思いつつ歩いていたら学校に着いていた。


今の時間AM7:31。


まだ滝口さんは来ていない。


下駄箱には誰もいない。


校内にいるのは無駄に早く来た生徒か、部活中の生徒か、早めに来る教師。


絶対にバレない。


ガチャ


俺は核心して滝口さんの下駄箱を開けた。


…そこにはスリッパがあった。


これを切り刻んで…


クックックックッ


笑いが込み上げて来た。


滝口さんが来たらさりげなく近寄って慰める。


滝口さんは俺に好意を持ってくれる。


クックックックッ


ザクッ


俺はスリッパにハサミを入れた。


案外容易に切れるものだ。


ザクッザクッ


軽快な音を立ててスリッパは切り刻まれる。


ザクッザクッザクッ


とうとう切り終わった。


さぁ、下駄箱の影に隠れよう。


俺は下駄箱の影に身を潜めた。

次回はですね、滝口さん視線に入ります。


滝口さんは雄也くんの思惑通りになるのか…?


それは秘密秘密秘密

秘密のアッコちゃん♪←


次回もお楽しみ♪

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