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歪ンダ愛。  作者: 桃蘭
4/7

神様ノメール

ガチャ


俺は部屋のドアを閉め、メールを確認した。


発信者は…


「恋の神様…?」


登録したはずの無い名前だ。


てか、“恋の神様”って何だよ?


幸也と滝口さんを別れさせてくれんのか?


俺と滝口さんを付き合わせてくれんのか?


訳わかんねぇや。


俺はケータイを閉じた。


♪〜♪〜♪〜


ケータイを閉じたらまたメールが来た。


「誰なんだよっ!」


俺は声を荒げた。


桐沢か、誰か。


どうだっていい。


イライラしてメールを開いた。


「またかよ…」


そう言いつつも俺はケータイを開いた。


誰から届いたのかはわからない。


でも、もしかしたら滝口さんと…


そんな希望もうっすらではあったが、心の中にあった。


まず、1通目。


−−−−−−−−−−−

恋の神様

20**/04/28 18:11


−−−−−−−−−−−



貴方ハ滝口唯奈ガ好キデスカ?










−−−−−−−−−−−


「ナメてんのか、これ」


思った事が口から出た。


俺は滝口さんが好き。


なのに何だ。


まるで俺が本当は滝口さんが好きではないような内容は。


若干ムカつきつつ2通目を開いた。


−−−−−−−−−−−

恋の神様

20**/04/28 18:19


−−−−−−−−−−−



幸也カラ奪イタクハナイデスカ?






−−−−−−−−−−−


奪えるもんなら奪いてぇよ。


滝口さんが欲しい。


欲シイ欲シイ欲シイ欲シイ欲シイ欲シイ欲シイ欲シイ欲シイ欲シイ欲シイ欲シイ欲シイ欲シイ欲シイ欲シイ欲シイ欲シイ欲シイ欲シイ!!


いっだって俺は幸也に譲った。


俺の大事だった宝物も。


親からの愛情も。


全ては幸也の体が弱かったから。


だから滝口唯奈は欲しい…


もういいだろ?幸也。


お前はもう弱くない。


親の愛情なんか必要無いから滝口さんを俺にくれよ…


なぁ、幸也ぁぁぁぁぁ!!!!


この時の顔はたぶん誰にも見せた事の無いような顔をしていただろう。


♪〜♪〜♪〜


またメールが来た。


たぶん『恋の神様』からだろう。


俺は躊躇いなくメールを開いた。


−−−−−−−−−−−

恋の神様

20**/04/28 18:27


−−−−−−−−−−−



滝口サンヲ奪ウオ手伝イヲシマショウカ?










−−−−−−−−−−−


手伝ってくれる…?


本当か…?


…そうか。


返信して聞けばいい。


何故それに気付かなかったんだ。


俺はメールの返信をした。


−−−−−−−−−−−

園崎雄也

20**/04/28 18:32

Re:

−−−−−−−−−−−



本当に手伝ってくれんのか?

手伝うにしてもどうやるんだ?










−−−−−−−−−−−


…送信。


何故だか俺は心が高ぶっていた。


滝口さんが手に入る。


ずっと一緒にいられる。


喜びの感情が満ち溢れている。


それと一緒に負の感情も溢れている。


幸也が憎い。


幸也なんか消えてしまえ。と。


本当に俺の心は醜く歪んでいるものだ。


♪〜♪〜♪〜


またケータイが鳴った。


…電話?


桐沢から電話だった。


たぶん電話に出たらすぐにはメールが見れない。


なら出ないでおこう。


そう思ったらぴたっと止まった。


…と思ったら、


♪〜♪〜♪〜


また鳴った。


心の中で舌打ちをしつつケータイを見る。


見た瞬間舌打ちの意味が無くなった。


『恋の神様』だった。


−−−−−−−−−−−

恋の神様

20**/04/28 18:41


−−−−−−−−−−−



ハイ、オ手伝イシマスヨ?

方法ハ、私ガメールデ貴方ノ行動ヲ指示シマス。

ソレニ従ッテ貴方ガ行動スレバ滝口唯奈ハ貴方ノモノ。







−−−−−−−−−−−


メールで行動を指示?


そんな簡単な事だったのか。


『恋の神様』の指示に従って行動すれば滝口さんいや、唯奈が俺のモノになる。


ハハハハッ!!


幸也から唯奈を奪ッテヤル…


クックックックッ


部屋には雄也の笑い声が高らかと響いていた。

雄也くんが狂ってしまった…


…と言っても予定通り。


憧れの洗脳っぽくね。←


今後雄也くん、変態化はしませんが変人化します、確実。


雄也くんはどんどん狂いますよ♪


頑張って更新するので是非読んでくださいね!

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