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第五話 伝説の漆黒の勇者と呼ばれて

 近年、魔物たちは個々での活動ではなく束ねる者を得た。

 強力で邪悪な者なる存在――

 それが大魔王ヴァーノンだ。

 恐怖でこの世ばかりか天界をも支配しようとする野望に満ち満ちた魔王ヴァーノンは魔物たちを地上のあらゆる国々へ辺境の土地までへも送りこんだ。


 魔物より非力で弱い人間種族。だが彼らの中でも勇気ある者たちが立ち上がった。

 人類を脅かし破壊や殺戮や暴挙を繰り返す魔王軍に対し、武器を持ち魔法を掲げ立ち向かっていった。


 激しい人間たちと魔物たちの戦いのなかで犠牲は多く、長年の続いた争いでたくさんの血が流れ多くの命が失われた。


 その人間対魔物魔族の激しい死闘が繰り広げられている最中さなか、ランドン公国のローリング指揮官は聖剣エクスカリバーの伝説をランドン城の図書室の古文書で見つける。


 ローリング指揮官は魔王軍討伐の戦のため聖剣エクスカリバーを捜索することにした。

 出発の日、ローリング指揮官は城の門の前で不思議な体験をした。


 古文書が光り図書室から、ローリング指揮官の前まで飛んできたのだ。


 古文書から出たその光の幻影は聖獣の一部で『漆黒の勇者を待ちわびている早く孫娘をこちらによこせ』という。


 孫娘は名前をエリザベートと言った。


 以後エリザベートは漆黒の勇者と呼ばれている。

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