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第四十八話 イルニアの鷲

 イルニア帝国には三人の王子がいた。

 三人の王子はたいへん美しい容姿をしていたので世界中の姫君や女性たちから求婚を受けている。


 イルニア帝国は創建直後、国と成ったかなり早くから領地を広げるために周辺の国々に戦を仕掛け勝利を上げてきた。

 そうしてイルニア帝国は領土を広げ国家としての力を大きくしていった。

 穏やかな気候がもたらす海山の幸に川の幸や肥沃な土壌から採れる作物に、豊かな鉱物などの特産物も大いに採掘されたことからますます国は繁栄している。


 イルニア帝国が栄えれば栄えるほど妬む敵諸国も増え、魔物たちにも狙われてきた。


 イルニアの三人の王子は魔族魔物たちにも勇敢に立ち向かい戦をし、愛する自分の国と国民を守るべく奔走ほんそうした。


 ――そうしたある日、柔らかな光を放ちながら女神イシスが現れた。


【聖剣エクスカリバーをこの地に持ちこみなさい。

 さもなくばこのイルニア国は滅ぶでしょう】

 

 イルニア帝国はもっとも腕の立つイルニアのわしと呼ばれるルビアス王子を世界に放った。


 そのルビアス王子は漆黒の勇者エリザベートとの出会いを果たし、今は聖獣火の鳥のバルカンと旅をともにしている。


 彼は朗報をひとところでじっと待っていられる性格ではなかったのだ。

 

 イルニア帝国の第三王子、ルビアス=イルニアは動き出す。

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