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第百九十八話 アリア目覚める

「う…う…うんっ」


 アリアは体が動かせられないぐらいの激痛に顔を歪める。

 こんな痛み初めてだった。

 目が開かない。

 頭がガンガンして思考がまとまらない。

 そうか私は死んでいないのね。

 まだ私は死んでいませんわ。


「あっ!!」


 ランドルフは?

 ランドルフは無事なの?

 どこにいるの?!


 聖女アリアは自分の目が見えなくなっていることに気づいた。

 

 ジワリ。

 ランドルフからもらった桜貝のブレスレットからランドルフの温かい魔法を感じた。

(ああ、これ加護魔法だわ)

 エリザベートさんにだけじゃなくて、私にもランドルフは加護魔法をかけていてくれたんだわ。


 聖女アリアが恋人の黒の魔法使いの魔法によって、ジワジワと回復していっている。


 エリザベートとクラウドが仲間のために駆けつけて来ていて、海賊船上で魔王と魔獣ドラゴンと戦闘を繰り広げていることにまだアリアは気づいていなかった。

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