キャラ紹介2
2章で出てきた方々の簡単な紹介
ウォフル・ハウリグス
魔力を研究するモフモフ魔族
魔族領からやってきたウルヴヘジン族という魔族。紅色に輝く毛並みで、パッと見では狼の獣人に似ている。
魔力を研究するために魔族領から出て人の住まう南へと旅をしていた。
旅の途中、森で傷ついたコボルト族の、チビスケを介抱した結果、チビスケがその旅に同行することになる。
人の扱う魔術や精霊術に眼がなく、その為ならば途端にポンコツになりはじめる残念な魔族。
チビスケ
ウォフルについてきたコボルト種の子供
ウォフルが旅の途中で出会ったコボルト種の子供。どうやら群れからはぐれてしまったらしく、辺りを彷徨い歩いていたらしい。
パッと見では二足歩行することが出来る小さな黒柴。その額には小さい角がちょこんと生えている。
気性が荒く、喧嘩っ早いが、何故かマキとウォフルには心を許しており、よく膝の上に寝転がっている。
コボルト種にしてはかなり戦闘力高め。森でそこそこ強いオーガベアーを相手にして傷だらけになる程度には力を持っている。
クマダさん
少し変わった森の御庭番
チビスケとウォフルを追って、マキ達の家にやってきたオーガベアー。焦げ茶色の毛並みをしている。
隠れることに長けているオーガベアーには珍しく、堂々と突っ立っていることが多いが、何故かシマの探知にも引っ掛からない謎多き熊。
敵意を向けられない限りは温厚で、よく日向ぼっこをしていることが多い。
戦闘力に関してはウォフルと同等かそれ以上。魔族にすら太刀打ちできてしまうので、魔物にしては大分強い部類に入る。
ノーム人形隊
ノームに生み出されたマキのボディーガード
ノーム達がマキの魔力を使って、マキの為に生み出した、木や粘土などで作られた人形。
人間の軍隊や騎士みたいな恰好をしており、その頭は人を模していたり、獣人を模していたりとバラエティーに富む。
身の回りの世話はもちろんのこと、炊事洗濯、庭の手入れなど家事全般をこなす事が出来る便利な子達。
更には防犯対策のための自爆機能も搭載しており、マキの為であれば全力で仕事をこなす健気な子達である。
マキの高密度な魔力により自立しているようで、感情表現豊か。マキに撫でられればキリッとした顔も一瞬で破顔してデレデレとし始めたりする。