表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/294

俺は覆面アイドルのファン一号 ー4ー



コンビニ ロンリーマートにて



深夜のコンビニはお客が少ない。けど、独特な客がいたりもするに強盗とかもこの時間を狙うだろうから危険でもある。まぁ、そんなのは稀にしか起きないし、コンビニ前の駐車場にチーマー達が何も買わずにたむろってるぐらいだ。勿論、それを注意はしない。害が及ぶのが目に見えてるからだ。



「何! 星野君もアイドル戦記を始めたのか。早くそれを言ってくれよ。一体誰を推してるんだ? 今更S級アイドルとかは全然面白くないぞ」



今日の深夜バイトのパートナーは二十五歳の只野拓男、現在フリーター。物静かで黙々と仕事をしているタイプ。けど、アイドル戦記をやってるかを聞いてみると豹変したかのよう眼鏡が一瞬光ったように見え、饒舌にしゃべりだした。



「S級とかどのアイドルがいるかも知らないんで」



「何だと……頂点を目指すためには倒さないといけない相手。情報収集は必須。ファンというわけではなく、敵としてだ。何も知らないようであれば、これを見よ! 週刊戦乙女。アイドル戦記専用の雑誌だ」



表紙には竹中かぐや。有名アイドルで現在S級のトップ。その周囲を様々な機体が花を添えている。只野さんの薦めで中身をペラペラと確認。勿論商品を勝手に読むんじゃなくて、只野さんが購入した物だ。



半分はS、A級アイドル達のグラビア写真。ファンとしてはこういうのをして欲しいか悩みどころだ。俺は露出をしてほしくない派だ。次にCD発売日。それは何級でも載せて貰えている。そして、アイドル戦記の戦争について。S級同士の戦いの解説。SからB級までは顔写真付きの対戦カード。CとD級は対戦結果のみ。例外があるとすればCD発売の場合。



「来週の戦乙女でやっとマイシスターの写真が載るんだよ」



只野さんは推してるアイドルを自分の妹だと設定してるんだろう。そういうキャラ設定しているアイドルがいてもおかしくない。



「そうなんですか? これに載るって事は有名アイドルですよね」



S級アイドルの戦争は面白くないと言いながら、本人は竹中かぐやのファンだったら驚きだぞ。



「人に聞くのなら、まずは自分からか。ふふん……いいだろう。これから急上昇するだろうアイドル」



只野さんは俺の目の前にファン会員証を見せてきた。肌身離さず持っているんだろうか。しかも、会員No.1とガチなファンに違いない。そのアイドル名は西園寺アスカ。さっき観戦したアイドル戦記の勝者。つまり、CD発売が決定したから戦乙女に写真が載るわけだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ