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夏イベントは海、祭、肝試し ー113ー

「無駄だというのに……ん? どういう事。何故回復しないの。それに声が」



フェアレーターは消える前にテオドラに届いた。何度斬ろうとも回復するはずが、その回数に限界が来たのか全身がフェアレーターのように消えかけている。撃破出来ないからこそ、一歩手前で持ちこたえている形なのかもしれない。



それよりもダンスマンの声が途切れた事。衝撃でマイクが壊れるという事はない。イベントであるが故に撃破された場合などに、捨て台詞を吐く用意もしているはずなのだ。



ダンスマン自身がマイクを切った事になる。その直前に聞こえたのは『声が』と言葉。誰かがテオドラに通信を送った。運営からであれば驚く事はない。思いもよらない相手。



テオドラはフェアレーターの攻撃に抵抗せず、立ち尽くした。それはフェアレーターの斬撃がすり抜けたからか。もしくは別の理由があるのか。



だが、それは一瞬だけ。テオドラは反撃するかのように両手に持つ鉄化扇で消えかけたフェアレーターを完全に消失された。



「偽者を用意するなんてね! 天川織姫のファンを許すわけにはいかなくなった。二人だけでなく、お前も一緒に消えてもらう」



ダンスマンの声が復活したのだが、態度が一変していた。丁度その時、星野が搭乗するノービスが到着した。

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