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夏イベントは海、祭、肝試し ー98ー

「オーケー! 次のバトル、ラストバトル、俺バトルじゃなく、ユーバトル」



ラストバトルの相手はダンスマンじゃなく、宣言対戦相手を指差した。そこにいるのは俺や明日香ちゃん達なんだけど、さっきまでオーディションを受けてたわけだから、ここのイベントに参加出来るわけがない。



けど、その中で一人だけ参加出来る人がいた。このイベントに誘った人物であり、オーディションの間、時間に余裕があった人物。八雲さんのマネージャーだ。



「騙した形になるみたいで申し訳ないです。私に勝てば報酬は手に入りますので」



マネージャーは俺と明日香ちゃんに頭を下げ、フェイカーさんとオタ芸バトルするために、前へ出た。



「今回のチャンピオン。俺がアイドル、八雲へ協力、明日のイベント参加! 俺の報酬、お前の情報、只野の情報。勝利すれば、かぐやのイベントに八雲も参加!」



マネージャーは八雲さんが参加するイベントへ、ダンスマンも参加させるのが目的みたいだ。優勝するだけでなく、俺達をこの場に連れてくる事が条件みたいだ。



「何それ? 竹中かぐやは私達の情報を手に入れてどうするわけ?」



明日香ちゃんがそう思うのも無理はないと思う。エンペラーを倒そうとしてるだけで、隠してる事はないんだから。けど、俺とフェイカーさんは少し違う。ダンスマンが言ってる只野という名前は明日香ちゃんじゃない。ダンスマンなら西園寺アスカと呼ぶはず。



銀河の中に只野さんの魂が宿っている事に気付いてるんだ。それを知るためにオタ芸バトルを開催した。銀河が気を失っており、オタ芸を踊れない事を知っていた。別人が動かしてると確認したんだ。



それは八雲さんのマネージャーは知る事じゃない。ダンスマンが情報を手に入れたいみたいだけど、それは誰のため? 考えられるのは竹中かぐや。彼が勝利する事で、竹中かぐやのイベントに八雲が参加可能になるわけだから。

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