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夏イベントは海、祭、肝試し ー81ー

「そう思う? まぁ……先を考えると不利になるんだろうけど、他の子達も真似てくれるとありがたいかな」



「えっ……だから、狙撃するのに自信がないんだって」



「別に直撃しろって事じゃないから。的も大きくて外す事はないだろうし。いつもは戦艦に乗って、歌に集中するから分からないんだろうけど」



試作機は二人乗りという事で、アレクサンダーとまではいかないが他の機体よりも大きい。そして、無数のビル群も中に入る事は出来ない。だが、それは少しの差であり、普通の機体では入る事に問題はない。



「スナイパーライフルの威力は高いよね。建物を貫通してるんだもん。それで一番狙いやすい場所は何処ってなると屋上だと思うの。けど、私達を狙った銃弾は屋上から狙った弾道じゃない。つまり、狙撃手は建物の中にいて、そこで移動してるだけ」



「それって……狙うのはビルって事。崩壊に巻き込む的な」



「正解! 問題なのはミサイルの大量に消費するから、他のアイドル達には接近戦に持ち込まないと駄目になるんだけど」



一気にビルを破壊しなければ狙撃手を巻き込むのは無理。一発二発であれば、狙撃手に撃ち落とされる可能性もある。



「もう……それでいいよ。明日香がいてこそなんだから。アイツを倒すのにも必要かもしれないのに、この場で使おうとしてるんだから。派手に爆破されてやるわ」



試作機の両肩、両足からミサイルポットが開かれれ、明日香が示したビルへと八雲は大量に撃ち込んだ。

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