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夏イベントは海、祭、肝試し ー54ー

「何だ! 戦艦が攻撃してくるにしても無理がありすぎるだろ」



大型戦艦が攻撃してくるのはCPUだし、俺達もやった事があるから文句は言えないんだけど、武器というには無理がある。



「……少し待って……スタッフと連絡がつかなくなってる。歌声が妨害してるというの」



「それって……そうだ! この歌声は五右衛門だ。意識が戻ったって話も聞いてないから……この歌が聞こえてくるのは」



男性の歌声は五右衛門。エンペラーに戦艦を撃破されてから意識を失っている。目覚めたというニュースはない。エンペラー関連だとすれば、あの世界と同じ。ここで撃破されたら夢椿さんのようになる。



「……もう一人の歌声も分かったわ。ジェミニさんよ。意識を失ったというので思い出したわ。私達のライブ以降に引退したと言われてたけど、噂では意識を失ってたのを発見されたって聞いた。この二人はそれぞれ所属が違うし、スターマーメイドでもない。スタッフが歌を流すなら、同じ所属のアイドルの歌を使うはずよ」



この場で五右衛門とジェミニの歌が流れる事自体がおかしいというわけだ。しかも、別々の歌を歌っていたのが、同じ歌に変化した。



「歌が変わっても妨害されてる。私達だけでも海に入るの?」



「いや……少なくても半数は一緒に連れていかないと」



触手の攻撃によって数機が撃破されたが、同時に敵機も巻き込み、その攻撃は再生をさせなかった。それによる僅かな隙をつく事が可能になった。こっちの残りは十二機。今は二本だが、それ以上に増える可能性もあるので、半数は残して起きたい。少しでも生存率を高めるためにもだ。

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