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コード『ガンナー』起動 ー9ー

その衝突は均衡するかと思いきや、リベリオンのガンナー形態の威力は白トレイターの実弾での攻撃を全て飲み込んでいく。



「このまま行けば……」



白トレイターの射撃は全て実弾。エネルギー用武器を使用していない。すぐに武器の装填が可能であれば、すぐに対応するのではないかと懸念があった。けど、急にレーザーのスピードが増した。白トレイターが抵抗を止めたからだ。



「っと! あれ?」



レーザーは白トレイターに直撃しなかった。だが、その場に立ってるわけでもない。戦艦が撤退出来るように、白トレイターも直前で逃亡したんだろう。それと同時にトレイターとリベリオンの合身が解けてしまった。歌が終わったわけでもないし、二機のエネルギーが全部無くなったわけではなく、ギリギリ動ける程度残っている。ただ、天川織姫の歌声が消えてしまった。白トレイターが逃亡した事で役目を終えたと思ったのかもしれない。



「ハァ……ハァ……エンペラーは!」



明日香ちゃんは歌と共に操縦もこなし、息を切らしながらももう一つの戦闘に目をやった。それも生き残ってるのはカイザーではなく、エンペラーだと確信しているようだった。それとも、手助けしたのを疑問に思ってるのかも。



「カイザーは逃げる事が出来なかったみたいだな」



エンペラーの側には解体されたカイザーが転がっていた。そして、次の標的とばかりにこちらを見ている。いや、そうじゃない。白トレイターの逃亡を確認したのか、トレイターとリベリオンがいるのにも関わらず、構えを解いた。まるで戦う意思がない。本当に助けるためだけに来たと思ってしまう。



「何なの? 私達を助けるなんて。エンペラーを倒さないと駄目なのに……」



エンペラーを倒すとしたら、この状況を利用するべき。相手に攻撃の素振りがないんだから。けど、逆にその意識を削いでしまう。エネルギーの消費が激しかったのもあるけど、助けられた形になったわけだ。



「……そう。只野さんを助けるために……けど、時間切れみたいだ」



白トレイターの逃亡とカイザーの撃破によって、アイドル戦記と同じ様に戦闘の終了の合図が鳴った。

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