設定Part8
〈入手した道具〉
・ヌァザの腕
失ったライトの新しい右腕。色は白銀。
マーリンの影響で攻撃的な機能を持つ。
しかし、機能を詰め込んだせいで強度不足となっており、魔術での構造強化を大前提としているため戦闘時以外は外している。
前腕上部には小型のボウガンを取り付けていおり、マナで作成された杭を打ち出すことが可能。
前腕下部にはナイフを装備。さらに打ち出す機構も備えている。
ナイフはサイドに開き、返しを作ることが可能であるのに加え、シルバーナーヴで接続されているため打ち出しても回収は容易。
手のひらは魔力、マナの放出機能を持つ。
単純に魔術に対する盾として使用するが、直接流し込み内側から爆破させる使い方の方がよくされている。
・ラマナの瞳
マナが見えるようになる瞳。色は金。
ライトの右眼に移植されている。
ただし、こちらも魔力を常に消費するため通常は眼帯で隠すなどをする必要がある。
・マント
ウスィクから持ったものとほぼ同じ能力を持つ。
◇◇◇
【マーリン・ソーモン】
マナリア特有の黄緑色のがかったブロンドの長髪。
瞳の色は金を持つ。
女の子らしい幼い顔立ちや身長も相まって見た目だけならば10代前半程度だが、実際の年齢は100を優に超えている。
ちなみに肉体を子どもらしくしているのは精神年齢が高く、せめて体だけでも可愛く幼くしたいという個人的な理由。
古代マナリアの唯一の生き残りであり、賢者や魔王のモデル、ディザスターを知り対策を取っていた存在。
賢者と呼ばれていただけはあり、魔導師としての力量は高く、現在普及している魔術の数十年先を1人で進んでいる。
性格は少々達観しているところがあるが普通の人そのもの。
違うのは重ねた時間だけ、というのが彼女と接したライトの感想。
◇◇◇
【ブルート・ドラング】
年齢は20歳の男性。
ウルフカットにオールバックの赤黒い色の髪に鋭く尖った狼のようなブラウン色の瞳と格好だけ見れば好戦的だが、性格は真面目。
聖王騎士団の一組織である飛竜騎士団団長を務める。
地上では剣、ワイバーンに乗った際は馬上槍を用いた戦いを行う。
団長という名に恥じず実力だけならば聖王騎士団の中でも随一。
ウィンリィには一目惚れをしたはいいがアプローチの仕方がわからず、歪んだ方法で手元に置くことになる。
◇◇◇
【ミュース・レイヴィ】
〈能力/魔術〉
・エンジェルシュテル
エクステッドである指揮棒を用いて使う魔術。
指揮棒を振ると腕を胸で交差させ、足を布で縛り付けられ、目隠しをされた最大で30体の光の像が生まれる。
攻撃の際はロンド、コンチェルト、シンフォニーといった音楽の形式になぞらえた詠唱に合わせて光の像が歌うことで行う。
〈その他〉
21歳の男性。
意識して整えている長い金髪に美少年というにふさわしい柔らかい顔立ちをしている。瞳の色は黄緑。
聖歌騎士団の団長を務め、様々な催しでは楽団を率いる指揮者として出ることが多い。
しかし、ヴァイオリンやピアノ、チェロやクラリネット、ファゴットなどといった楽器も十二分に弾ける。
魔導師としても高い実力と隙らしい隙を見せない人物。
デフェットのマナリアとしての力を気に入り、ライトから無理矢理に所有権を奪った。




