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独白
以上が、僕が受け取った報告とその結末になります。
以下は謝罪です。
最初に断っておきます。
僕と彼のやりとりには部分的に創作が混ざっていますが、
記録には一文字も手を付けていません。
それ以外に嘘はありません。
では本題に入りましょう。
こういうことを考えた事はありませんか。
呪いは、自分より大きな生き物を殺すことができる。
呪いは、伝播する。
それらは、きっと両立できる。
小さな呪いは少し大きな生き物を殺し。
その死が生む呪いは、もう少し大きな生き物を殺す。
食物連鎖にも似ているかもしれません。
虫が鳥に。ネズミに。猫に。犬に。
人間に。
僕は、この呪いに罹っています。
だから、ちょっと実験をしてみました。上手くいきすぎました。
現場を見てしまったんです。断末魔を聞いてしまったんです。
どうにも助からないと、一目で分かるほどの景色でした。
さて。僕はどのように死ぬと思いますか?
事故、病気、通り魔……可能性は色々あります。
時間帯は? 場所は? 服装は?
……イメージしてくれましたか?
次は僕の番です。きっと逃げられない。
だからもうひとつ、付き合ってください。
なんとなく僕で終わらせたくない。
身勝手な最期の願いです。
それではみなさん、ごめんなさい。
まいぎり・ざいん




