第三話
さて、今日は何をしようか
うーん… 取り敢えず、朝食を食べに行くか
◆◆◆◆
宿屋に併設された食堂に、俺は来た
「あ、すいませんこの定食ください」
「はいはいー!」
そう言って、ウェイターが注文を取って待っていると…近くの冒険者らしき女性達が
「さーてと……どないする?」
「どうするって言っても、私達ではどうすることもできません」
「せやなぁ あの突然変異種相手やと、私達でも勝てへんわな」
「突然変異のペーパー・パイプ……通称【ペーパー・キング】ですし」
「せやなぁ」
「(ペーパー・パイプ……?これから、人を守り、冒険者をやるとなったら対立するんだろうな 倒す覚悟は決めておくか)」
そう思っていると、料理が運ばれたので食べ、会計を済ませギルドへ向かった
◆◆◆◆
ギルドへ付き、俺は早速受付へ行った
「俺に見合う依頼を出してください」
「でしたら……【E級ダンジョン攻略】【ペーパー・パイプの討伐】【とある男の殺害】【昇格試験】【薬草採集】の中から受けれます」
「……冒険者って、ランクが存在するんですか?」
「?当たり前です。G、S、A、B、C、D、Eの7段階で決まっており、初めは皆Eです」
「(安定を取るなら薬草採集だけど、敵の強さを調べたいから一旦ダンジョンを攻略したい……よし、ダンジョンを受けるか)」
と考えて、俺はこう言った
「E級ダンジョン攻略を受けます」
そうすると、周りからザワザワし始めて
「おいおい、アイツ本気か?」
「味方もいねぇし、初心者だろ?死んだな」
「そう言う時期か」
などを言っているが、俺は気にせずに受け、受付嬢から教えてもらい、その場所へ行くことにした
◆◆◆◆
そこへ行くと、洞窟でいかにもダンジョン!って感じだった
「此処がダンジョンか……」
俺は初めてのダンジョンに緊張し、警戒しながら進んでいった…
◆◆◆◆
進んでいくと、松明を持った3体ほどの緑色のゴブリン達が居た。
「松明!?」
そう俺が驚いていると
「グゲゲ!」
「ギャハハ」
など、言いながら松明を投げてきた
大した投擲技術など無いみたいで、俺は走りながら避け、ゴブリンの頭部に一発殴りを入れた
「やったか!?」
俺がそんなことを呟いていると……
「グギギ!」
殴ったゴブリンは立ち上がった
「(素人の拳ではダメージも入らないか…武器は持ってきていない。周りには何があるか整理しよう 周りには小石、木の枝、葉っぱ……は!)」
そう思い立って、立ち上がると同時にゴブリンが殴りかかってきたが、ギリギリ交わしたのち、俺は木の枝を拾い上げ、ゴブリンに突き刺した
「グギャァァァァ!」
そう悲鳴を上げて、ゴブリンは倒れた
「ギグガ!?」
動揺している他のゴブリンも、木の枝を突き刺し倒した
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支配者の威厳によって、グリーンゴブリンを手に入れました。
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又、経験値が溜まった為、レベル2へとなりました
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「レベル2になったのか!……確認するか」
「『ステータスオープン!』」
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名前:坂本 友昭 種族:人間 Lv2
職業:無し
腕力:16 脚力:12 体力:22
敏捷:11 器用:17 精神:24
装備:無し
スキル:支配者の威厳
魔法:無し
称号:転生者
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「精神が一番上がってるな」
そう考えながら、進んでいると……宝箱があった
「ミミックだったりしれないけれど、異世界って感じがあってこう言うの好きなんだよな」
そう思いながら、宝箱を開けると、赤い文字で「スグニゲロ」と書いてあった
「!?」
「(どう言うことだ?前の冒険者が書いたものか?気をつけて進めってことか…)」
そう思いながら、進んで行った
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進んでいくと、木製のオシャレな扉があった
それを開けて進むと……そこはシャッター街の様な場所だった
「(ゲームとかで良く見るボス部屋……って所か?)」
そう考えていると、突然後ろから気配がして振り返るとそこには、黒く染まった天使の輪っかを付け、黒いマントを羽織っていて、白い仮面を付けたこのダンジョンのボスだと思われる人物が居た
「……」
その人物は、何も言わずに魔法陣を展開させ、炎の雨を降らしてきた
「は!?」
俺は動揺したが、魔狼の上に乗って、交わして行った
そして俺は、ボスの懐まで行き、ゴブリン達を出して拘束させてから、木の枝で突き刺した
「……マジかよ」
木の枝は弾かれ、殴るも逆にこっちの拳がダメージを負った
そして俺は距離を取った
「(どうする?俺自身の実力では、攻撃は入らない……)」
そんなことを考えていると、ボスは突然消え……次の瞬間、俺の背後に居た
そして、距離を取ろうとしたが足を掴まれ魔狼から引きずり下ろさる
そのまま、俺は壁へ投げ飛ばされた
「グフォ!」
「(……そうだ!耐えろ……耐えろ……まだ思いついた作戦は実行する時では無い)」
突如、ボスが両腕を挟む様なポーズを取ると、俺の胴体と手足が影に挟まれ、動かなくなる
そして、動かなくなりもがいている俺を見ながら歩いてきて……次の瞬間、3体にボスが増えた
「おいおいマジかよ……」
「(これでE級?強さの基準は分からないが、流石にこれはランク詐欺だろ……)」
「(……一発に賭けるか)」
そう思い、真ん中に居るボスが俺に止めを刺そうと魔法陣を展開した瞬間……英雄騎士ルードリヒが、ボスの背中を貫いていた
「やった!成功した!」
これは、ボスの背後に英雄騎士ルードリヒを出し、不意打ちを狙う作戦……と呼べるかも怪しいものだ
ただ、相手が油断してくれず、気付かれたりしたら不味いと思い此処まで耐えてた
そして、突如ボスが
「……最高だよ」
と言い残し、徐々に散りになって消えていった
だが、消えていく最中、仮面が散りになった際ボスが男性であることが見え、ペンダントが消えかかった際、この男と仲良くしている冒険者パーティの写真が見えた
「何だったんだ……」
そう呟き、見届けると1つ黒いの結晶が落ちてきた
そして紙も落ちており「これを砕いてね!」と書いてあった
「砕いてみるか」
そう思い、砕いてみると
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スキル名:俊足を獲得
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又、経験値が溜まった為、レベル3となりました
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「『ステータスオープン』
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名前:坂本 友昭 種族:人間 Lv3
職業:無し
腕力:19 脚力:16 体力:24
敏捷:15 器用:19 精神:26
装備:無し
スキル:支配者の威厳、俊足
魔法:無し
称号:転生者、ダンジョンの除霊者
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スキル名:俊足
詳細:1分間、自身の移動速度を早めるスキル
「単純なバフか」
「後、称号も増えてるな…何か効果とかあるのか?」
独り言を言いながら、ダンジョンを後にした
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坂本が最初に来た白い空間に、自称神の少女が坂本の姿を鏡から覗いている
「このダンジョンを踏破してしまうとは… やはり妾の見込んだ男じゃ」
「だが、今回は負けると思ったんじゃがの」
「極められた影操作スキル相手に、ストックも少ない死者操作スキルの所有者が勝つなんて、思わんのじゃ」
「さーてと、今度はポテチでも食べながら観るのじゃ」
そう言って、少女は席を立つのだった




