第二話
俺が森を進んでいると、順調に薬草が採集できていく
「案外あっさり終わったな」
そう思いながら、森を出ようと歩き始めた矢先、何かがやってくる足音が聞こえる
そして俺が警戒していると…茶色の狼が、襲ってきた!
爪で切り裂こうとしてきた為、咄嗟に攻撃を交わそうとしたが、頬に擦り傷を負ってしまった
「ルードリヒに頼ってばっかではいつか限界が来るだろうし、俺1人でこの魔物に何処まで通じるか試すか」
俺は、狼が再度爪で切り裂こうとしてきた為、交わして後ろに回り込み、背中に一発パンチを入れてやった
だが、少し怯んだだけでそこまで通じていない様だ
「…通じないってマジかよ」
そう思いながら、狼の攻撃に対処していると…ふと、地面に落ちている枝を見つける
その枝は、先端が尖っていて、武器に使えそうだと思い俺は拾い上げた
「これでどうだ! 」
俺は、狼に突っ込んで行った!
いきなりの行動に狼は驚いている様子であったが、油断していた
その油断を利用して、さっき拾った枝を狼の目に突き刺した
狼は暴れ出したが、俺は更に深くに押し込んだりなどをして激戦を繰り広げた結果…
「はぁ…はぁ…やっと勝てたか」
そこには、倒れた狼と傷を負った俺の2人が立っていた
「工夫すればこの位の敵なら勝てるのか。とは言え、この狼よりゴブリンの方が速かったり力も強かったりしたが…」
と呟きながら、俺は支配者の威厳を発動した
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支配者の威厳によって、魔狼を手に入れました。
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「魔狼と言うのか…普通だな」
そんな事を思いながら、ルードリヒを召喚して回復してもらい、街に戻るのだった
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冒険者ギルドに戻った俺は、クエスト達成の報告をしに行った
「次の方どうぞ。本日は、どの様なご用件で?」
「薬草採集の依頼達成の報告をしにきました」
と俺は言い、薬草を渡した
「では、クエスト達成が確認できましたので、報酬の5000Gをどうぞ」
と言われて、金貨が入った袋を渡してきた
「ありがとうございます」
そう言い、俺はギルドを後にした
◆◆◆◆
「しかし、これからどうするか」
宿屋に泊まるのは確定として、武器や防具、その他この世界での魔法の事など色々調べたい
その為、どうするのが正解か俺は悩んでいた
「うーん…宿屋の価格帯を見てから決めるか」
そう思い、宿屋へ向かうのだった
10分後
宿屋と思われる場所を見つけて、中に入った
中に入ると、受付だと思われる男性が居た
「いらっしゃい」
「此処って宿屋で合ってますか? 」
「そうだね。宿屋だよ。因みに、お手軽価格で一泊1000Gだよ」
1000Gと言うのが安いか高いか分からないが、取り敢えず2泊分料金を支払った。
「毎度。あんた此処らへんで見ないけど別の国から来たのか? 」
「そうですね」
「どっから来たんだ? 」
国について知らないので適当になろうで良くある回答をしてみた
「東にある国から来ました」
「案外あんた凄いんだな。あの国って今魔物が大量発生して大変なんだろ? 」
「そうですね…」
「(もしかして選ぶ国を間違えたか? )」
そんな事を思いながら、宿の部屋に行くのだった
部屋に着くと、中は清潔感はあり、壁は木製できていて机や椅子、ベッドなど泊まる分には問題なさそうだ
荷物を置き、今日は一旦寝ることにした
「今日はいろんなことがあったな…ゴブリンに殺されかけた後、騎士を味方にしたり、魔狼を味方にしたり。これからも頑張って行くか」
そう心に思いながら、ベッドの上で寝るのだった…
◆◆◆◆
坂本が最初に来た白い空間に、自称神の少女がが坂本の姿を鏡から覗いている
「あのゴブリンから生き残って、英雄を味方にするとは。やはり妾の見立てに狂いは無かったのじゃ」
「明日からどうなるか、楽しみじゃな。さてと、寝ている隙にポップコーンでも持ってくるのじゃ」
と言い、少女はポップコーンとコーラを持ちながら、坂本の姿を見ているのだった




