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プロローグ

「はぁ…」


 俺は、そうため息をつきながら帰路に着く

 高校生の頃、両親を亡くして、俗に言うブラック企業で俺は働いているのだが…とにかく疲れる!


「(…折角だし、最近買った漫画でも、読むか。でも、明日朝早いんだよな…)」


と思いながら歩いていて、丁度交差点に差し掛かった時…子供が、トラックに轢かれそうになっている!?


「危ない! 」


そう言い俺は少女を突き飛ばし…トラックに轢かれてしまった

 周りを見てみると、白髪の少女は泣いていて、トラックの運転手も心配そうにこっちを見ていた


「(こんな、しがない社畜が死んで子供を救えたんだ…良かった)」


そう思いながら、俺の意識は遠のいて行った…


「…あれ? 俺は死んだはず」


 気がつくと、真っ白な空間にいて、目の前には白髪の少女が四角い箱のような物の上で座っていた

 そして、俺の傷は全てなくなっていた


「気が付いたか? 」


そう少女が言ってきた


「お前は誰だ? 」

「なに、ただの神様じゃよ。率直に言おう。お主は死んだ」


その言葉に、俺は「死んでしまったら、神様に会う」と亡くなった母が言ってたことを思い出して、納得する


「それでじゃ。妾の世界に来ぬか?お主達の世界でいう…中世ヨーロッパ! 剣と魔法の世界! って感じじゃ」

「そんな世界あるのか? 」

「あるんじゃよ。それで、お主の世界で言うチート能力…と言うものをあげよう」


その言葉に、俺は驚きを隠せずに居ると、少女は気にせずに話を続ける


「それと、その世界には魔物という存在が居て、倒せば強くなるんじゃ。そして、ステータスオープンと現地に着いて言えば、色々分かるからやってみると言い」

「俺はまだ行くと決めた訳じゃ…」

「なんじゃ? 行かぬのか? 」

「行きますけど…なんで俺に此処までしてくれるんですか? 」


そう、今まで疑問に思っていたことを聞くとその少女は


「なんとなくじゃ。偶々お主が目に入った、それ以上の理由は必要か? 無いのであれば、速く行ってくるのじゃ」


少女がそう言って、俺の後ろを指刺すと…突如、扉が現れる


「ありがとう」

「良いってことじゃ。頑張ってくるんじゃぞ」


その言葉を聞き、返事をした後、俺は扉を通った


◆◆◆◆


 妾が、男を見送ると同僚が入ってくる


「調子はどうだい? 」

「ぼちぼちじゃよ」

「そうか…にしても珍しいね」

「何がじゃ? 」


そう妾が聞くと、同僚は


「坂本 友昭君だっけ? 正直見た目は黒髪で、顔も別に普通じゃん? そして性格も見た感じ普通の子だと思うんだけど、なんで君がよりにもよってあの森を転生先にしたのかなーって」

「あの男には、少し素質を感じたからじゃ。とは言え、あの森で生き残るのは難しいと思う所もあるんじゃがな」

「なら、どうしてそんなことをしたの? 」

「あの森で、生き残れれば絶対強くなれると思う。だから送り込んだんじゃ」

「君って中々に鬼畜な所あるよね〜。さーてと、僕は元の職場に戻って死者の管理しないと、じゃあね」


と言って、同僚は帰って行った。あの男が、上手くやれれば良いのじゃが…


◆◆◆◆


 あの少女の言う通りに扉をくぐってみたら…森だった


「取り敢えず、少女の言っていた通り『ステータスオープン』」


そう俺が言うと、目の前にはゲームのパラメーターの様なものが出てきた


==========================

 名前:坂本 友昭 種族:人間 Lv1

職業:無し

腕力:13 脚力:10 体力:20

敏捷:10 器用:15 精神:20

装備:無し

スキル:支配者の威厳

魔法:無し

称号:転生者

==========================


 支配者の威厳? 気になって触ってみると、詳細が現れた


スキル名:支配者の威厳

詳細:このスキルの所有者が対象を殺害した場合に発動可能。対象を蘇生して、従えることができる、又、自身は好きなタイミングで従えた存在の召喚、及び帰還が可能である。


「…強いな。上手く使えば、最強になれたりもするんじゃ? 」


など、妄想を膨らませていると、森の中からナイフを持った紫色のゴブリンが1匹現れる


「普通は緑色だと思うけど、気にする必要もないか」


と言い、俺はゴブリンに殴りかかる…が、次の瞬間、俺の拳はゴブリンに掴まれていた

 そして、ゴブリンはそのまま俺の腕を掴んで、身体中をナイフで刺してくる


「が…は…はぁ…はぁ…」

「(俺死ぬのか? 嫌だ、まだこんな所で、折角の異世界を終わらせたくない! )」


と思いゴブリンがナイフを振り下ろそうとした時、腕を掴んでそのまま俺は投げ飛ばした

 そして、俺は逃げて異世界初めての戦闘は敗北に終ったのだった…


◆◆◆◆


 逃げて逃げて逃げ続けると、そこには神殿の様な場所があった


「今は中に入って休むか…中に誰かが居たら終わりだけど」


と呟きながら、神殿の中に入る

 神殿の中には、様々な石板や松明などがあるが、ゴブリンの様な魔物の姿はなく、奥へ進んでいくと…奥に、部屋を見つける


「…行ってみるか」


 そう決心した俺は、その部屋に行くのだった


 部屋に着くと、中は広くなっており、真ん中に騎士と思われる人物が1人座っていた

 その男に近づくと、大量の血を流しており、医学の知識がない俺ですら、もう助からないと思う程であった


「貴方…は…? 」


そう、弱々しいが話しかけてきたのだ


「俺は、坂本 友昭。あまり声を出さないで」

「そうですか…私の命はもう無いことはわかってます…最後に、私を殺して、武器など売れそうな物を受け取ってください…」

「殺す…? 」

「…はい…どうか、この孤独だった私に、最後くらいは会話をしてくれた貴方に渡したいのです…」


そう言っている騎士の姿は、少し手は震えているが、覚悟を決めたのか腰に付けていた件を渡してきた


「(俺は本当に殺して良いのか…? …もしかしたら、俺のスキルを使えば、蘇生できるかもしれない)」


と思い、剣の鞘を抜き、目を瞑って騎士の首に突き立てた


「…ありがとう…」


そう言い、騎士は死んでいった。

 だが、それと同時に目の前に


==========================

支配者の威厳によって、英雄騎士ルードリヒを手に入れました。


==========================


と言う声が、俺の脳内で響く


「俺の傷も、どうにかしないといけないけど…召喚してみるか」


そう思い、俺は脳内で


「召喚。英雄騎士ルードリヒ」


そう言うと、目の前には騎士が現れた

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― 新着の感想 ―
最近見始めました! 是非、これからも頑張ってください。
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