温泉♪
「うみさん」 ”浴衣”を選んでいた私は、河本主任から、声をかけられて、驚いている。…”いつの間に、来たの”? 浴衣を選んでいる事を話すと、”河本主任も一緒に選んでもいいか”と…。私は、一度は断ったものの…どれを着ていいか解らない私は、「”お願いします”。」 と軽く頭を下げた。浴衣を選び終わり、お風呂へと向かう。既に、まきちゃん達が、入っていた。脱衣場に来た、私に、気が付いたまきちゃん。「”お先~”♪」と浴室から、手を振る。既に、湯に浸かっていた、まきちゃんたち。慌てて、服を脱いで、まきちゃんの元へ向かう…。私は「”ちょっと、ずるいぃ♪”」 そう話しながら、まずは、髪を洗って…♪…洗い終わると、私は「”露天風呂行ってくるね”♪」 とまきちゃん達に声をかける…。「”衣織も行く!”」 湯船から、バシャッと、上がる衣織ちゃん。「”すべって転んじゃうから、ゆっくりで大丈夫だよ”。」 と焦る衣織ちゃんに声をかけた。衣織ちゃんと一緒に露天風呂に浸かる。石づくりの露天風呂。私は、久々の温泉に早速浸かる…思わず…「”ふ…はぁ〜”…。キモチイイ…♪」と、息をついた。湯加減も丁度いい♪…しばらく、湯を堪能している と、衣織ちゃんがマジマジと私を見ている…。…?…。「衣織ちゃん…どう…」 私が尋ねようとしたとたん…!
「”うみちゃん!ママよりおっぱい、おっきいね”!!」
「…え?……!」 衣織ちゃんの視線…は…私の胸をしっかり見ている…。私は慌てて胸を隠した。慌てふためく私をよそに、更に追い討ちをかけてくる、衣織ちゃん。「”ママは、”ここ”くろいよ?…うみちゃん、どうしてピンクなの”?」 …や…やめて…衣織ちゃん…恥ずかしい…。私は、思わず、「”そ…そろそろ上がろっか”…。」 と衣織ちゃんと、慌てて露天風呂から上がる私を、?の目で見ている、衣織ちゃん。…今の話し…誰にも聞かれてませんように…(涙)
《温泉♪》
俺は、1人露天風呂を満喫していた。「”あ゛~…最高”!」 アパート暮らしの俺は、狭いユニットバスでの風呂だから、久しぶりに、足を伸ばせる風呂、しかも温泉だ。”贅沢だ…気持ちいい”…と…。隣の女湯の露天風呂から、いきなり聞こえた、デカい衣織の声。「”うみちゃん!ママよりおっぱいおっきいね”!!」 丸聞こえの衣織の声に、”バシャ!”。ビビる俺!更に…「”ママのここ、黒いよ?うみちゃんどうして、ピンクなの”?」 俺は慌てて露天風呂から、内風呂へと戻った。「…”き…聞いては…ならない…ことを”…。」 俺は、温泉で、温まりすぎた汗か、冷や汗か解らない汗をかいている…。




