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いざ!出発!

河本主任に、優しく諭された衣織ちゃん。私は、河本主任の後ろに隠れている、衣織ちゃんにそっと、近ずいて、膝を着いて、目線を合わせた。衣織ちゃんは、”さっきパパの車に乗っていた人”…。という顔をしている。「”はじめまして。いおりちゃん。”パパと一緒にお仕事している”、あおのうみです。よろしくね”。」 それを見た、まきちゃん達も同じ様に、衣織ちゃんの目線に合わせて、膝を着いて、挨拶をした。「わたしは、パパとうみちゃんと一緒に、お仕事している、ねぎしけいです。よろしくね。衣織ちゃん。」 「わたしは、よこたまきです。パパやうみちゃんとけいちゃん、とよかわくんのおともだちです。よろしくね。」 3人が挨拶をした後に、豊川君も、座って挨拶をした。「パパのおともだちの、とよかわなつきです。よろしくね。いおりちゃん。」 その様子を見た、衣織ちゃんは、ニコニコと照れくさそうに、それでも元気よく「かわもと いおりです。」 と自己紹介をしてくれた。パパ…河本主任は「”よく出来たね”」 と、声をかけながら、衣織ちゃんの頭を撫でている。と…河本主任、「さて…挨拶も済んだ事だし…行きますか!あ、そうだ。青野さん、”助手席”に乗って頂けませんか?ルートを確認したいので…衣織、後ろの…。」 と「ヤダ!パパの隣がいい!」 …パパにダダを、捏ねた衣織ちゃん。その様子に、英くん、「いおりちゃん、海行けなくなっちゃっうよ?…オレたちとおしゃべりしようか?オレ、いおりちゃんとお話ししたいなぁ。」 英くんの話にまきちゃん達も、同じことを言っている。みんなに注目されて、嬉しかったのか、「パパ私、後ろに乗る!”ひでくん”達とお話しする。」 とご機嫌で話す衣織ちゃん。その様子、ホッとしている、河本主任。「では、青野さんは、助手席へ…。」 そう声をかけて、河本主任の車の助手席に乗った私。河本主任も運転席に乗り込むと、「皆乗ったかな?衣織、シートベルトした?」 「したよ!」 じゃ…いざ!海へ!出発!

《いざ!出発!》

まきさんのホテルに着いた俺達は、まきさんの指示で、従業員駐車場に、一旦車を停めた。”彼女”が、まきさん達の元に向かう。まきさん達も、こちらへと歩いてきた。3人とも、賑やかにお互いの姿を褒めあっている。と…俺らに気付いた、豊川君が、俺たちの方へと向かってきた。海に行くからか、超ラフな格好をしていた。デニムのショートパンツにTシャツ…。英は、黒いシャツに、白の上着、黒のハーフパンツ。俺は、少し派手な前開きシャツに、中はTシャツ、ハーフパンツ…。とラフな格好をしていた。衣織は、Tシャツにオレンジのキュロットを履いていた。「お久しぶりですです!河本主任、英先輩!…?…」 豊川君に驚いたのか?衣織は、俺の後ろに隠れてしまった。モジモジしている衣織。そのうち、彼女達が近寄ってきた。更に、緊張がました衣織…。俺は、衣織に、優しく話しかけた。「衣織、みんなにごあいつしようか?学校とおなじだよ…。」…そう声をかけても、緊張なのか、俺の後ろに隠れたままだ…。「困った…。」 と頭を悩ませた時だ…。”彼女”が、俺と衣織の側まで来て、衣織の前に膝を着き、挨拶をした。優しい声と笑顔…。それを見た皆も、同じ様に接してくれた。皆の、その姿に、緊張が溶けたのか、衣織は、元気よく、挨拶をしてくれた。俺は、ホッと胸を撫で下ろおろした。全員で俺の車に乗り込む。衣織は、助手席に乗りたいと、タダを捏ねたが、英の機転で、機嫌が直り、後ろに乗った。俺の隣…助手席には…”彼女”が乗っている…。

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