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迎えに行く

彼女が俺の車に近寄ってくる。白地のTシャツにノースリーブデニムのワンピース姿。…「”か…可愛い”…。」 路肩に停めた、俺の車の窓を開け、笑顔で「「おはようございます。」」 と同時に、挨拶をした。その姿を助手席に、座って見ていた、衣織は、”?”となっている。「”パパのお友達”。これから、迎えに行く所だった人だよ”。」 と後部座席に座っていた、英が衣織に教えた。英と同じ”男”の友達でなく、”女性”の”友達”に、びっくりしたのか、恥ずかしいのか、顔を背けている。その姿を見た、”彼女”は、優しい笑顔で、「”お子さんですね?可愛いですね。”美人”さんだぁ”。」その言葉に、顔を背けていた、衣織が、”俺たち”のほうを見て、はにかむように笑った。俺は、窓越しに、「ちょうど向かってた所でした。どうぞ。後ろの席へ…。」 と話すと彼女は、「ありがとうございます」 と お礼を言って、俺の車へと乗り込んだ。「……”彼女が俺の車に…き…昨日、軽く掃除はしたが”…。」 本当なら、”彼女”を助手席に乗せたかったが…衣織が乗りたがったため、乗せていた。路肩から、ゆっくりと車を出す俺…。と…。

「英くんも迎えに?…結構距離あったんじゃ…?」

彼女が後ろの席から、俺に声をかけた。「衣織を迎えに行くに途中に、英君のアパートがあるんですよ。だから、一緒に乗せて来たんです。」 と運転しながら答える俺…。まきさんのホテルを目指した。

《車の中》

まきちゃんの経営する、ビジネスホテルに着いた、河本主任の車。車内の窓から、まきちゃん達が見えた。まきちゃん達が手を振っている。まきちゃんは、腕をあげ、指で「”そっち、そっち”」と、知らせている。ホテルの裏側、従業員駐車場へと、向かう。裏の駐車場に向かい、車を停め、まきちゃん達の元へ向かう。まきちゃん達もこっちへ向かって来ていた。私の姿を見たまきちゃん。「”うみちゃん!いいね!夏らしくて!しかも、可愛い”!」けいちゃんも、「”うみちゃん似合ってる!うみちゃん、デニム系合うんだね”!」 まきちゃん達も、オシャレしていた。まきちゃんは、Vネックで、襟刳が、が深い緑色の…白地にオレンジの細かい花を、あしらったワンピース姿。けいちゃんは、珍しく、ハーフデニムにボーダーのシャツ。ボーイッシュな感じだった。「まきちゃん、凄い!オシャレ!…。けいちゃん爽やか!似合うね!」キャッキャッと話している私達。車から降りてきた、河本主任と英くんを見た、豊川君が近寄って、挨拶をしている。と…豊川君が河本主任の、後ろに隠れている、衣織ちゃんを見つけた。衣織ちゃんは、モジモジしながら、こっちを見ている。その様子に、”パパ”の顔した、河本主任が、優しいく話しかけた。

「衣織。みんなにごあいつしようか。学校とおんなじだよ。」


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