裏部隊
講義が終わりアパートへ帰る。…今日は実家の買い出し無し。アパートに入り、居間へ。電気を点け、鞄を置く…。洗濯物…コートも脱がず、そのまま洗面所へ向かう。ブラウスを洗う。襟と袖口に洗剤を付けてもみもみ…。洗濯機に入れて…スイッチを入れた。
洗面所で手洗いうがいする…。居間に行く。エアコンも付ける。炬燵も付けた。…♪…。LINE。…後で…。
コート脱いで…部屋着に着替えた…。
…アイツが帰ってくるまで時間あるし…。物語を…。今回は気まぐれさん…。まさかのシリーズ化…(汗)
「新メニュー開発から…後はお土産にしたから、アレンジ…」
…アレンジ?
「あの…アレンジって…」
「これね、アレンジして食べても美味しかも♪冷たくてもイけるけど、温かくして食べても…」
…アレンジ…か。
…お土産として販売を始めるからともらったサンプル…。附属のスープは使えるけど…このスープを作りこの麺は多分合わない。アレンジしたスープには、細麺より中太麺か太麺が合うかも…。
…でも、決めつけかなぁ…。
時間は18時31分…そろそろ始まるかな…。
「皆さん!お疲れ様です!今日は楽しみましょう!乾杯♪♪!!」
「かんぱーい!♪」
♪…♪
スタッフが厨房に…
「朱雀16名スタートです!」
朱雀の間のスタッフ!伊原さん達の忘年会が始まった事を伝えにきた。それを皮切りに……
「千鳥4名スタートです!」
「丹頂7名スタートです!」
「メジロ5名スタート!!」
「鵙6名スタート!!」
18時35分…調理場は戦場と化する!…サッとクリーニングしたばかりの白衣に着替え、俺もそこに加わる!何時もは、支配人と呼ばれているが…
「料理長!」
総料理長!!
「サーロ、ロース追加!それから…」
「…分かりました!」
…これが…俺の日常…。
「美味しい♪」
雷斗さんが前菜を食べていた。
ふぐ料理の他に前菜は魚や貝を使った前菜。凄く豪華な前菜…。
「失礼します。お鍋の火をつけますね。」
白鳥さんが土鍋を乗せたカセットコンロに火を付けた…。
「ありがとうございます。」
「あ、伊原さん、あのね…」
白鳥さんが伊原さんに…?
「…え?!」
?なにかあったのかな?




