願いかなった?
夕方6時少し前。寒雀に着いた。
寒雀の自動ドアが開く。目の前で業務課の松原さんが芝犬に絡まれていた。
「いらっしゃいませ。」
スタッフが出迎えてくれた。
「すみません…。ちょっと興奮してまして…(汗)」
「いえ、芝犬ですか。可愛いですね。」
「ありがとうございます。」
スタッフが頭を下げた。…
「仁科室長。」
河本主任が俺に声をかけた。
「お疲れ様です。仁科室長。受付こちらです。」
見ると、青野主任が猫を膝に乗せていた。一緒に受付をしてる様に見えた。
「…仁科室長…お疲れ様です。」
仁科室長が着いた。後は…
「お疲れ様です。」
田山さんも着いた。最終の受講生が帰った後に来た。
「遅くなってすみません。」
「大丈夫ですよ。お疲れ様でした。会費2万円です。」
「はい。」 「はい。」
「ありがとうございます。」
「初めて来ましたが、やっぱりいいですね♪」
田山さんが芝子さんを…って…あれ?…あ、他のお客さんに、ご挨拶に向かう所だった。
「…仕事熱心だね。」
「…はい。」
河本主任が私に芝子さんを見ながら話した。芝梅さんは…あ…
「芝梅さん…疲れました…(汗)」
「♪♪♪」
…芝梅さんは松原さんにベッタリ…。
「松原さん…モテモテだね…願い叶って良かったね♪」
伊原さん…(汗)
「さて…みんな揃ったし、受付は終わり。後少しで時間だから、会食会場へ行こう。」
「はい♪」
ロビーの受付を終了して
「芝梅さん…そろそろ…」
「芝梅様。お食事のお時間です。」
武柳さんが芝梅さんに声をかけた。食事と聞いて、芝梅さん、松原さんから離れ、武柳さんの元へ。
「大変申し訳御座いませんでした。」
「…いえ…(汗)」
…芝梅さんの熱烈な歓迎でヘトヘトになっていた松原さん…(汗)




