両親より
加藤主任が寄り添うに伊原さんの隣に座る。
「おめでとうございます。」
うみ嬉しそう…。
「ありがとうございます。」
うみに頭を下げた伊原さん…。
…加藤主任に聞いた。
「あのさ…加藤主任…」 「はい。」
「その…みんなには…」
「まだ話してないです。」
…まだか…
「つきさんのご両親にご挨拶もまだなので、これから…」
と…
「朔夜さん…あのね?」
伊原さんが加藤主任を見た。
「既に顔見合わせ…終わってる…。」
「…え?…」
「は?」 「い?」
「…既にって…え?!」
加藤主任、焦りまくり!!
「いい…一体…いつのあに?」
加藤主任…噛んでるし…(汗)…。
「ど…何処…で?」
「シェアカフェ…」
「はぇ?」
更に…(汗)…。
「あの日、カフェで食事しながら、コーヒー飲んだよね?」
「は…い…(汗)」
「あそこに夫婦居たの覚えてる?」
「そ…いえば…」
「そこに居たのが両親。」
…それで顔見合わせ…終わりなんですか?伊原さん…それ違うんじゃ…
「それは違うような…?」
うみ…だよな?俺…
「だよね?けど…」
伊原さん?
「カフェを出た後ね。」 「??」
伊原さんが複雑な顔をして加藤主任に話した。
「顔見合わせ、したから、後は大丈夫だって…。父さん。母さんからは、幸せにね♪だって…(汗)」
実は伊原さんのご両親、前々から2人がスーパーで買い物してるのを見かけたり、時々、伊原さんのアパートに様子をこっそり見にきていて、2人の関係を見守ってたから、特に…なんだとか…。
「来年、ちょっと食事会して…それでいいでしょ?…って…(汗)」
「…あの…。」
うみが伊原さんに尋ねた。
「伊原さんのお兄さん…は…その…(汗)」
お兄さん…て…あ、ひなたさんだったよな…
「兄さんはね、…つきを泣かせたら潰すだって…。」
…(汗)…。
「なんか…お兄さんの方が、お父さん?みたいですね…(汗汗)」
加藤主任…突っ込むとこ違うし…てかマジでお兄さんの方が…(汗)




