最新作…
武柳さんがカウンター内へ。…クリアファイルを手にし戻ってきた…。
「前回、打ち合わせに起こしになられた際、藤さんが書いた物ですが…このままお使いになりますか?」
「はい。」
「畏まりました。」
カウンター内へ向い、電話した。
「フロントです。お疲れ様です。部屋前表を取りに来てください。はい。よろしくお願いします。」
…しばらくして…2階の階段から誰か降りてきた。
「お待たせ致しました。いらっしゃいませ。」
若い男性…。
「あ、お願いします。」
「分かりました。」
彼にクリアファイルごと、部屋前表示を渡した。
ファイルを受け取ると、その場を離れた。
「まるで燕みたいだね。」
「彼、つばめさんです。」
武柳さんが伊原さんに話した…。
「マジ?!」
伊原さん思わずびっくり!
「では、伊原さん、代表で受付を…」
「分かりました。」
フロント…あれ?女性の方がいる?武柳さんがフロント内へ…。
「…お疲れ様です。戻りました。」
女性に声をかけた。
「お疲れ様です。203が幹事部屋です。ルームキーは、ここの箱に準備してますので、渡してください。」
「分かりました。」
武柳さんが1度、その場を離れた。
…フロントにて、伊原さんが受付をした。
「宴会時間は18時会場入りで、スタートは18時30分予定です。飲み放題で120分コースで。お間違い御座いませんか?」
「はい。」
「ありがとうございます。後…明日の朝食時間ですが、同じ朱雀の間にて、朝食になりますが、お時間は何時頃…」
「ゆっくりがいいかな?最終何時ですか?」
「8時30分で御座います。」
「8時30分でお願いします。」
「畏まりました。」
「あの…朝食って餅ですか?」「はい。」
朝ごはんお餅なんだ♪
「…うどんもご飯も可能です。」
「なら…」
伊原さん…
「お餅とうどん、ご飯…選べる様にして欲しい。」
「畏まりました。スタッフを2名…。」
「分かりました。」
凄い…。
受付が終わり、伊原さんは
「雀まんじゅう買う…」
雀まんじゅう?売店に行く伊原さん。後をついて行く…。
「藤さんが書いた…」
え?…あ、もしかして…。
雀まんじゅうが売ってある、隣のケース…
「あった♪」
伊原さん嬉しそう。
「俺も…」
雷斗さんも買う事に。
時間がまだあるから、藤さんの新たな物語を読む事にした。ところが
「?あれ…これ…見たのと違う?」
雷斗さんに?が見えた。
「どうかなさいましたか?」
武柳さんが雷斗さんに声をかけた。
「あの…」
雷斗さんが藤さんの物語の事を話した。すると…
「こちらは今日から最新作です。前回のは、この裏にあります。」
「さ…最新作?!!」
雷斗さんびっくり!!




