腹持ち
つきさんが夕飯を作ってくれた。
「ちょっと贅沢したから、夕飯はこれ。」
「親子丼?」「他人丼。」
「美味そう♪♪」
「味噌汁はあるけど…漬物とかいい?」
「はい♪頂きます♪♪」
「良かった…いただきます♪」
つきさんの作った他人丼を食った。
「おいひい♪♪」
あ、口に入ったまま…(汗)
「…良かった。ちょっと甘かったかなと思ったけど…美味くできてた。」
つきさんの作る料理は、和食多いけど、それが美味いんだよな。…洋食はあまり無い。苦手なのかな?
何となく、つきさんに聞いてみた…。すると…
「洋食好きだし、作るよ。でも、和食が好き。洋食…いやパンて…」 「?」
「何となく…腹持ち悪い」
そおいえば…。
「ご飯はや餅は腹持ちいいけど…パンは腹持ちいまいちなんだ。だからご飯の方が好き。」
なるほど…。
「麺類も好きだけど、うどんだと1玉じゃ足りないかなと思ってるよ。だから、2玉にしてる。」
あ、だからか?あの鍋焼きうどん…
「…つきさん、もしかして」
「?」
「俺の鍋焼きうどんの土鍋、ちょっと大きめに?」
「そうだよ。…多かった?」
「はい。でも…」 「でも?」
「美味しくて、全部…。つきさんの料理好きです。」
つきさんの作る料理、マジで好きで毎回残さず食べてる。
「ありがとう。朔夜さん♪」
つきさん、嬉しそう…。夕飯食べ終えた後…。
「朔夜さん、明日はうち忘年会の受付で早めに寒雀に行くから…あ、会費2万円。」
「分かりました。楽しみですね。」 「うん。」
と…
「明後日、藤さんに会えるかな?」
「居ると思いますよ。」
「藤さん、時間勤務だからなぁ…。」
明日楽しみ♪




