表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
790/802

焼き麸

仕事が終わりスーパーで買い物をしてから、帰宅…。夕飯の支度をする。今日は…。まずは、糸こんにゃく。既にアク抜きされてあるから、助かる。ザルに開けて水気を切っておく。

…にんじん…。乱切り…(汗)…。じゃがいもと玉ねぎを切る。後は…これ。焼き麸を水に付けておく。

棚から両手鍋を出して、コンロに置く。火を付けて、サラダ油を少し…。鍋をつかみ、サッと回して…そこに水気を切った糸こんと切った野菜、豚肉を入れて、炒める。…炒めて、少し水分が出てきたら、お水を少し…。顆粒だしは、沸騰してから。水に付けたお麩をぎゅっと絞って、水気を無くし、お麩をお皿に置く。…鍋が沸騰してコトコト…。顆粒だしを入れ、醤油、みりんと酒を入れる。ちょっと味見…。お砂糖を少しだけ…。

…もう一度味見。…こんなもんかなぁ?後は煮て…。

「ただいま。」

雷斗さんが帰ってきた。

「おかえりなさい。」

「いい匂い♪…何作ってるの?」

「肉じゃがです。」

「マジで!?」 「はい。」

雷斗さん、嬉しそう。

「手洗いしてくる♪」「うん。」

…そろそろかな?…あ、いいかも。そこにお麩を入れた…。

お味噌汁は…

「うみ、手伝うよ。」

洗面所から雷斗さんが戻ってきた。鍋を見た雷斗さん…

「?麩??なんで?」

やっぱり…だよね…。

「…美味しいから。後、お魚を焼きますね。」

この作り方、叔母から習ったけど…。と…雷斗さん…。

「美味そう♪…あ、うみ、肉じゃがとご飯だけで大丈夫。」

「え?お魚いいんですか?」

「?…魚と肉じゃがじゃ、主菜が2つ…。」

「…肉じゃがって副菜ですよ…?」

「え?」

「肉じゃがは副菜で主菜はお魚…」

「マジで?!」

雷斗さんびっくり!なんで?…あ、もしかして…

「うちじゃぁ、肉じゃがと漬物と味噌汁だよ。」

やっぱり…本当なんだ。肉じゃがが主菜って…。

前に聞いた事があった。

「肉じゃがは、主菜、副菜、どっち?」

って…。雷斗さんの実家では主菜。私の家では、副菜だった…。








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ