夜10時過ぎ
「掲載されてないね。」 「うん。」
うみと藤さんの物語を見ようと、スマホのサイトにアクセスしたけど、掲載されてなかった。またなんかあったのか?心配していた。藤さんの物語は、朝は早朝に1話掲載されて、午後はいつ掲載されるか分からなかった。でも…14時30分から大体17時位に、新たに、もう1話掲載されてるのを知った。うみが俺に教えた。
「小説家になろう…アプリでも読めるみたいですね。」
「そうなんだ。」
…掲載…明日かな?
「なんかあったかな?」
「…心配ですね。」
「うん。」
…つきさん心配そう…。俺も心配した。今日、あった時、藤さんは、かなり疲れていた。
「藤さん、PC科に来た時から、かなり疲れた顔をしていました。」
「…もしかしたら…藤さん、身内になにかあったんじゃ?」
「まさか…」
その…まさかだった。
やっと入院が決まったのは19時頃。…パソコン教室を出てスグに身内からの電話。…具合が悪いから病院へ連れて行って欲しい。…病院に連れていき、受診。即入になった。…帰ってきたのは、21時過ぎ。さすがに…疲れ過ぎた。長椅子に寝転がる。…物語…明日…。…でも…。
鍋で麺を茹でた。…この細さだから、1分…いや、50秒位か。…サッと茹で…ザルに上げて、冷水で麺を締める。…銀の器に盛り付け、冷やしたスープをかけて…トッピングは、きゅうりと焼豚、後はゆで卵でもいいが、ここは錦糸卵にした。白髪ネギを添えて、糸唐辛子と。…完成した。
会食会食へと運び、臼倉さんと杵築君に試食してもらった。
「…試食をお願いします。」
2人の前に…銀の器に入った、料理を置く。
「いただきます。」
…麺を啜る、杵築君。
「…うん♪…美味い♪♪」
臼倉さんは、スープをレンゲで掬って1口、飲みその後で麺を啜った。
「…この麺で正解ですね。美味しいです♪♪」
2人とも…いい顔してる。ってことは、この料理…本気で美味いって事だ!…完成した!!
…こ…これでいいかな…(汗)…。…実行…これで…。
…つきさんが風呂へ行った後…もう一度、藤さんの物語が掲載されてるのを…あ!!
「!うみ、掲載されたよ!!」
「え?!」
お風呂から今に戻った私。雷斗さんが教えてくれた。雷斗さんと藤さんの物語を読む。…完成したんだ!
時間を見た。22:30と…なっていた。




