さん付け?
スーパーで買い出しをして、家に帰り夕飯の支度を手伝う。
サラダはアスパラとトマトのチーズのサラダ。スープにオニオンスープを作った。
「付け合せにじゃがいもとかぼちゃとブロッコリー…」
…手際よく作るうみ。付け合せが出来た。
「お肉を焼きます。」
さっき買ったばかりのステーキ肉を見たうみ。銀色の四角い皿?に置いていた。
「…水分を拭いて…塩コショウ…。」
ペーパータオルで肉をサッと拭いてから、塩コショウを振り、温めたフライパンに??
白いのを塗る…。…フライパンをしばらく火にかけて…頃合みて、肉を焼き始めた。うみに聞いた。
「うみ、フライパンに何塗ったの?」
「牛脂です。」
「牛脂…」
牛脂…聞いた事があった。あれ、でも牛脂って確か…
「牛脂ってすき焼きで使わない?」
「使いますよ。ステーキでも使います。このロース肉は、サシが入ったお肉ですけど、牛脂をフライパンに塗って、焼くと、更に美味しくなります。…お肉が赤身…例えばですけど、今日見たモモ肉や他にはランプなど…」
「ランプ??」
モモは、今日スーパーで見た…。サーロインやロースは知っていたけど…ランプ初めて聞いた。うみは
「後で牛さんのお肉の部位、スマホで見ましょうか。」
…牛さんか。
「お待たせ致しました。ノンアルコールワインです。」
先に飲み物を頼み乾杯した。
「メリークリスマス、朔夜さん♪」
「はい♪つきさん♪メリークリスマス♪」
…♪…。白のノンアルコールワイン…。
「食事終わったら、どうする?」
「…俺のアパートでいいですか?」 「うん♪♪」
「けど良いんですか?…ホテルじゃなくても?」
「朔夜さんと一緒に居れればいいよ♪♪」
…つきさん、嬉しそう…。
「お待たせ致しました。並と助六です。」
「ありがとうございます。」
つきさんの寿司が届いた。
「これが助六?」
「そうだよ。お稲荷さんと、かんぴょうと玉子、きゅうりを巻いたお寿司。」
つきさん、クリスマスだから高い寿司を食べるのかと、思った。と
「上生鮨で御座います。後、お味噌汁をお持ち致します。」
俺の鮨…上生鮨…(汗)
つきさん俺に…
「せっかくだから上生鮨にしたら?」
と勧めてくれた。けど…つきさんは並…
「つきさん、俺だけ…」
「ここの助六好き♪でもお鮨も食べたかった。」
「お待たせ致しました。あら汁です。熱いですので、お気を付けて、お召し上がりください。」
…女将さんがあら汁を持ってきてくれた。




