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複雑な…。

今度の旅の計画を立てながら、職場では、慌しい毎日。今日も、忙しかったけど、無事に仕事が終わり、着替えをしに、更衣室へと向かうと、1階総合ステーションの安部川さんとバッタリあった。「あ、海ちゃん、お疲れ様。」「安部川さん。お疲れ様です。」 挨拶もそこそこに、安部川さんが、”あ!そうそう”…。あの”噂”の話しを、し始めた。それは、”河本主任の噂”…。「…”またかぁ…。…もうそっとしといたらいいのに”…!?」 私は安部川の話しを聞いた…。

安部川さんの話によると、河本主任、正式に離婚が決まったと。最近は、お子さんを、”ママさん”が、送り迎えをしているそうで、そのママさんとお話しをしたと…。しばらく、色々あって、体調を崩していた、ママさんは、河本主任、娘さんと、”別居”状態だったとか…。それが、娘さんが、河本主任のお兄さんに、頼んで、こっそり、ママに会わせに行ってた、だけなのが…”いつの間にか、離婚して、お兄さんが、新しいパパになっていた”……と…。だけど…。

「うちの子…確かね、”いおりちゃんのパパがママにりこんしてください”って話してたんだよ?…。これって?」 「あぁ…これはね…。私も気になってあの後、衣織に聞いたの…。そしたら、”おじいちゃんとおばあちゃんが話してた。”らいと”たち、”りこん”…らいとから、さおりちゃんにりこん”の話しするのかしら?…って。ちゃんと、”ケジメ”付けなさいって言ってた。最初は私も??だったの。後で、義母に聞いたら、こう義父と話していたらしいのを、トイレに起きた衣織が聞いたらしくて…。」

「雷斗達、離婚するのか?」

「…さぁ?…でも…するかも知れないわね…。つい最近、衣織達を連れて、会いにきた時、なんか様子がね…変?だったのよね?…上の空って言うのかしら?…でも、あれって、雷斗に”好きな人”が出来た時なの。…子供の頃からの”クセ”なのよ。独り言多くなってね。って。でも、それが、本当なら、だったら、”ケジメ”付けなさい!て言わないと…。下世話だげど…もし、沙織ちゃんが別れたら、柊斗みたいな、”甘やかしタイプ”でもいいわね…。貴方に似て♪…雷斗は、私に似てるのよね…。ブツブツ独り言だし…。」 って…。衣織は、それを立ち聞きして、”パパが私に離婚話しをして、代わりに、”パパのお兄ちゃん”が新しいパパになる…”て…思ったらしいの。

だって…。安部川さんは、更に、ママさんから、こんな話も聞いたらしい。

「義母達、今で?いう…”略奪婚”?らしいの…。私達も?そうなのかな?…よく、解らないけど…。義母から、その後ね…。”沙織ちゃん、雷斗の事は、本当に、申し訳ありませんでした…。私達は、貴方達が、話し合った結果なんだから、反対しない。世間が、どんなに、敵になろうが、私達は、沙織ちゃんと息子たちの、味方だからね!!…。どんな”形”で、別れようが、再婚しようがね、味方よ!!……沙織ちゃん、今度は、柊斗の事をよろしくお願いします。それと…”女が美しく、愛嬌を保つには、”恋”をしないとダメ。何でもいいの!自然でもいいし、動物や、食べ物でも!あと、自分にでも!”恋”をすれば、自然と美しくなるし、魅力がグッと良くなる!……。”恋”をしてね…柊斗に”!」…だった。…義母さん…名前の通り、パワフルで、何時も自信たっぷりで…義父ともまだ…”ある”みたい。って…。

凄まじい説得に、私は、空いた口が塞がらない…。ていうか…これこそ…”勘違いからの”??

”うーん”…。私にはとても、複雑…。





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