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寝かせてくれない

お弁当と朝ごはんを作り、物語は、後から読む事に。雷斗さんが起きてきた。

「眠い…(汗)」

「大丈夫ですか?」

「ん…。」

雷斗さんは、炬燵に入ると

「…ダメだ。このままじゃ寝る!」

炬燵から出て、炬燵布団の裾の部分に座った雷斗さん。本当にそう。眠い時の炬燵って危ない。

「藤さんの物語、ヤバかった…。引き込まれたよ(汗)」

「私もです。藤さんの話、時間忘れて読んじゃいます…(汗)」

…早く続きが読みたい…。

その頃



ヤバい!もうこんな時間?!朝飯!弁当は、ランチで!…気が付けば、朝7時…。藤さんの物語を読んでるうちに、あっという間に7時だった。適当に朝飯を食った。バタバタと身支度を済ませ、アパートを出た。車へと向かう。やっぱり、凍っていた。アパートの中はエアコン付けていたけど、外は極寒だった。フロントガチガチ。…暖気する。…その間に…いや、止めておこう。ここで読んだら、完全にアウトだ…(汗)…。


何とか、ベットから出たものの、眠くて仕方なかった。昨日…いや寝たのは今日だった。藤さんの物語…面白い。読むと夢中になる。次の物語が既に掲載されていた。けど、読んだら最期、多分…。だから、仕事が終わって帰ってから読む事にした。…うみも…

「私も仕事が終わったら読みます…(汗)」

…うみもハマってヤバいらしい。…そうは言っても、やっぱり続きが気になる。ちょっとだけ…いや、だめだな。止めておこう。

…7時45分。うみと一緒に家を出た。職場へと向かう。やっぱり夜中寒かったのか…木が真っ白になっていた。職場の駐車場に着いた。仁科室長が俺の車の前を歩いて行く…。洒落たコートを着ていた。…明日はクリスマス。…俺もうみも出勤。車を降りる。ドアを閉めカギをロックした。

「おはようございます。河本主任。」

この声?振り返ると、加藤主任が立っていた…。…加藤主任の顔をよく見ると…なんか疲れた様な顔をしていた。

「おはよう。加藤主任。なんか疲れてるね?大丈夫?」

「…藤さんの物語…」

欠伸した加藤主任。加藤主任もか。うみも加藤主任も俺も、藤さんの物語に完全にハマっていた。

「藤さん危険です。寝かせてくれない。」

…周りが聞いた誤解する様な言い方をした、加藤主任…(汗)










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