ぎゅうぎゅう
シバ丸を抱いたまま、スマホで物語を読んでいた。たまたま見つけた、物語。妄想空想爆走中?タイトルが面白かったから、読んで驚いた…。
何故なら、そこに載っていた話が、昨日伊原さん達と寒雀で打ち合わせをした雰囲気と同じだったから…(汗)
…伊原さんにLINEを送る。すると…
「私じゃなくて、違う方だよ。」
そうLINEの返信が来た。
…違う?!じゃぁ…この物語って…(汗)
明里はスマホをテーブルに置いて、
「電話なら良いそうです。」
…電話?明里がそばをすする。…つきさんは、鶏肉を頬張っていた。飲み込んでから
「食事が終わったら、電話をかけて。」
「分かりました。」
そう言って、鶏そばを食べた。…鶏そばを食べ終えた後、明里が俺に
「あ、兄さん、母さん、心配してLINEしてきたから、大丈夫と返したよ。兄さんにもLINEしたけど、なかなか繋がらなかったみたい。」
…なんで?
あ、地震の発生直後だと…♪…。俺のスマホがなった。ポケットから取り出して見てみ…♪♪♪。…母さん、何回か送ったから、後から同じLINEが3件まとめて来た。…母さんに大丈夫とスタンプを送る。その後で、明里のスマホで、藤さんに電話した。スマホをテーブルの真ん中に置き、ビデオ通話にして、藤さんと話す事に。
「明里さん、やっぱり会って話した方が…ぎゅうぎゅうでキツい…(汗)」
つきさん、苦し…あ、チャロが…(汗)
つきさんを真ん中にして、右側に俺。左側に明里がいた。チャロはそこの炬燵布団の隙間に入り込もうとした(汗)
「チャロくん、重たい(汗)」
明里がもう一度、藤さんにLINEを送った。ちゃんと会って話したいと。すると
「明日休みだけど…午前中なら何とか…」
そうLINEが返ってきた。待ち合わせ場所を決める事に。場所は…
「明日、うちらの職場で話をしたらいいかも。」
つきさんが提案した。明里がそう藤さんにLINEを送った。
「了解。時間は1時間位しかないけど、大丈夫?」
1時間…か。




