表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
741/802

バッテリーが

藤さんの物語を読んでビビった!藤さんが書いて、掲載していた物語の1部。

「12月18日金曜日。朝、あみだくじをした。このあみだくじは、今年の締めくくり、忘年会の幹事を決める大事なくじ。…なんか…うちがなりそ…嫌だな。そう思いつつ、5番目の線に名前を書いた。月。私の名前。他に海野…後は課長、松…。…あみだくじが始まる。「あみだくじ~♪」松のヤツ楽しそうに、くじの線をなぞ…「月さん幹事おめでとう。」」

…(汗)…つきさんを見た。俺と同じ反応…ビビりまくって…「マ?!……じで」

って…言葉が切れながらに言った(汗)

「マジって??」

明里がつきさんに聞いた…。

「…この…忘年会の幹事が決まった日にち…うちの職場で実際にあった事。」

「え?!!」

明里ビビりまくる!

「…その日の夜、彼のアパートに泊まりに行った。一緒に夜ご飯を食べる。今日は寒いから鍋焼きうどん。小さな土鍋。具材とうどん。味付けは適当。そういや、松のヤツ、カミさんの飯に文句抜かして…なら夕飯も…あ、イラついて言葉が乱雑に…(汗)」

…つきさんがその部分を声に出して読んだ…。

青ざめる俺。なんで?って…。だって、この話し、つきさんが幹事決まった日に俺のアパートに来て、夕飯を一緒に食べた。その夕飯が鍋焼きうどん。

「まじで…くうそう…?」

つきさん愕然。

「あの…」

気まずそうな明里…(汗)

「そろそろ、スマホ」

「もう少しだけ…」

俺が明里に頼んだ。

「違う、スマホのバッテリーが…」

「…あ、消えた…。明里さん、この小説サイトは?」

「小説家になろうです。」

「なんて作品名?」 「妄想空想爆走中…です。」

…なんかすげぇタイトル…(汗)。明里にスマホを返し、今度はつきさんのスマホで見る事に。…作者名ではなくて、タイトル名で検索した。

「あった。…ペンネームは、クリオス?…」

…(汗)…ペンネームも独特(汗)

…つきさん、また藤さんの物語を読む。

「鍋焼きうどんができた。それなりに食べられた。彼は美味そうに食べてる。良かった。鍋焼きうどんか。これ、普通の鍋なら、酒を飲みながら…」

つきさんがスマホを落とした。…?…手が震えてた…(汗)

「つ…つきさん…だ…大丈夫ですか?」

恐る恐るつきさに言うあ…

「藤さんと話がしたい。明里さん、連絡取れない?」

つきさん?!

「…スマホの充電が終わったらLINEしてみますね。」

…明里が静かにつきさんに言った。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ