家なり?
俺はつきさん抱きしめた…。そのまま、つきさんが俺に教えてくれた。
「窓の辺りからパチって聞こえた。その後、地鳴り聞こえたんだ。だから、ガスの元栓閉めたに行った…。」
「パチってなった後に地鳴り?」
「うん。」
つきさんが、俺に聞いた。
「家鳴りしてたの、気が付いた?」
「いえ…。気が付きませんでした。」
「…。」
…家なり…?落ち着いたのか、つきさんは、俺から離れた。
「…家心配だから帰るね。」
「つきさん、ここに居て下さい。明日は、ここから出勤して?」
「…大丈夫。」
…つきさん…。まだ震えていた。
「つきさん、俺が不安だから居て。」
…つきさんにマジに言った…。
「…分かった。でも、1度アパートに帰ってもいい?また…」
「俺も一緒に行きます。」
俺のアパートを出てつきさんのアパートへ向かう。つきさんのアパートの駐車場へ着くと、つきさんは、アパートの鍵を鞄から取り出した。着替えが入ってる鞄を手に持った。車のドアを開けた。
「ちょっと行ってくる。」 「はい。」
アパートへ向かう、つきさん。中へ入って行く。10分位で戻ってきた。車に乗る。
「本棚無事だった。着替えも持ってきた。」
「つきさん買い物に行きませんか?」
「…うん。」
そのまま買い物に行く事に。
その頃
テレビを見た。…この辺りは震度4だった。…震源地が日本海側。震度4…マジ?!本当はもっと揺れが強くないか?って位凄かった。うみは落ち着き…夕飯の支度。…また速報が…震度2…。津波の心配は無し。…テレビを見ながら、夕飯を取る。夕飯は焼きうどん。珍しいな。いつも昼に食べるのに?
「ご飯はおにぎりにして、ラップに包んでます。もしまた…」
…なるほど。食事を終えた後、避難用のリュックを確認した。食料品、乾パンや水の期限はまだ大丈夫だった。後は、ホッカイロなんかがあれば大丈夫か。非常用リュックの準備が終わった後、うみに聞いた。
「うみ、気味が悪い感じがしたって…どういう事?」
…うみは俺を見て…
「…なんて話したら…」
…俺が聞いた事が、説明するの難しいのかな?




