早!
風呂から上がり、居間に向かう。…うみが居なかった。…?…トイレか?…台所に向かう。うみが水を飲んだマグカップが流しの端っこに置いてあった…。…うみは寝る前に水を飲む…。寝室を覗いた。既に寝ていたうみ。かなり疲れてたのか…。いつもなら一緒にベットに入って寝るけど…先に休むって事は無い。…俺も水を飲む。洗って、カゴに置いてある、マグカップに水を汲んで飲む。夏場と違って冷たくて美味い。飲み終えたマグカップを流しに置いた。…炬燵とエアコンを消して、居間の電気を消す。寝室に入り、そっとベットに入った。うみはぐっすり。
「おやすみ…。」
うみに伝えて俺も寝た…
12月16日水曜日…スマホのアラームがなった。朝6時…。起きるか…。?…うみが寝ていた。珍しいな。何時もなら、もう起きてるのに…。
「うみ?」
声をかけた…。あれ?ガタガタと震えていたうみ…。
スマホの光が消えて、暗くなった…。ベットに備え付けてあるライトを点けた…。震えているうみ…。寝室、暖房きいて…って、アレ?この震え方…見覚えが…。!まさか?!
うみのおでこを触る…。!?!
「熱!?…」
目を開けたうみ…。
「ら…雷斗さん…(泣)」
涙で潤む目…。
「うみ、熱計って?」
「…う…ん…」
ベット脇にある小さな台にこの前使ってそのまま置いてた、体温計をうみに渡した…。そっと布団の中から、手を出して、体温計を受け取り熱を計る。…♪…。体温計がなった。うみが体温計を見て言った…
「…38度…」
「え?!」
そう話して、目を閉じたうみ。一気に眠気が飛んで慌てる俺!…と…とにかく、温かくしてあげないと…。ベットから出た。布団…あ、そうだ。前にうみが買ってきた布団を使う事に。寝室の押し入れにある、掛け布団を出した。寝ているうみにそっと掛け布団を掛けた。目を開けたうみ…。
「…朝ごはん…」
朝ごはんを作ろうとして、起きようとしたうみ。
「朝ごはんは大丈夫だから、うみは温かくして休んでて!」
うみに声をかけて、寝かせながら言った…
「うみ、びょ」 「いかない…」
早!即答かよ!…(汗)…。だけどこのままじゃ…。




